【新潟】伊藤涼太郎がラストマッチでゴール演出!しかし6連敗中の京都に1-2…。元浦和のトップ下、シント＝トロイデンVVへ移籍

豊川先制、パトリック２ゴール。

[J1 17節]新潟 1-3 京都／2023年6月11日14:03／デンカビッグスワンスタジアム

　ベルギー１部シント＝トロイデンVVへの完全移籍が決まったアルビレックス新潟のMF伊藤涼太郎にとってのラストゲーム、アルビの13番が京都サンガF.C.戦で先発出場しコーナーキックから一時同点となるゴールを演出した。しかし試合はパトリックの２ゴールなど京都に1-3で敗れた。

　28分にコーナーキックの流れから豊川雄太が決めて、リーグ６連敗中の京都が先制に成功する。

　そこから一進一退の攻防が続くと72分、伊藤の左コーナーキックの流れから、ダニーロ・ゴメスのゴールラインぎりぎりのクロスを新井直人がジャンプヘッドで合わせて、J1初ゴールをねじ込む。

　これで流れがホームチームに来た、はずだった。ところがその背後を狙われ、75分、途中出場した京都のパトリックが勝ち越し弾！　さらにパトは80分にもPKで１ゴールを追加する。

　そのあとホームチームは反撃に転じ、伊藤の左足の強烈なショットがゴールを襲うが、これはGK若原智哉にセーブされる。さらに直接FKのチャンスも壁に阻まれた。

　試合は京都が3-1で公式戦９試合ぶりの勝利に。作陽高校から浦和レッズに加入し、水戸ホーリーホック、大分トリニータへのレンタル移籍も経験した伊藤は、新潟での２シーズン目となった今季J1リーグ17試合・７得点・４アシスト。