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「常にベストを尽くす」鈴木彩艶のパルマ加入が正式決定。浦和、STVVを経て初の欧州5大リーグ挑戦へ!中田英寿も過去に活躍

パルマが鈴木彩艶の獲得を発表!※パルマの公式サイトより

4シーズンぶりのセリエA復帰、5年契約を締結。

 イタリア・セリエAのパルマ・カルチョ1913は7月16日、ベルギー1部シント・トロイデンVVに所属していたサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)GK鈴木彩艶(Zion SUZUKI)を完全移籍で獲得したと発表した。2029年6月30日までの5年契約。

 来月21日で22歳になる鈴木にとって、浦和レッズ、シント=トロイデンVVを経てプロになって3クラブ目。イタリアはもちろん、初のヨーロッパ5大リーグ挑戦になる。

 鈴木はパルマを通じて「偉大な歴史を持つクラブであり、世界中に多くのファンを持ち、今季セリエAでプレーすることも知っています。私は常にベストを尽くし、チームのために自分の仕事で貢献します」と決意を示している。

 また、スポーツディレクターのマウロ・ペデルゾーリ氏は「我々は彼を強く望んでいましたが、それは長く複雑な交渉となりました。ザイオンには多くの注目が集まり、彼への関心は非常に強かった。最終的に彼と私たちの意志が勝り、永続的な関係の礎となる絆を築きたいというお互いの思いが結実しました」と、鈴木獲得を喜んでいる。1年前に続き、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドなどが獲得を望んでいたと言われる。

「日本とベルギーの両方ですでに多くの経験を積み、若く才能があることを考えれば喜びは倍増です。ジャッロブルーの全コミュニティーを代表して歓迎し、彼がこの地でチームとファンに温かく迎えられると確信しています」

 同SDはそのように鈴木を歓迎している。

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 パルマは日本代表のレジェンドの一人である中田英寿(Hidetoshi NAKATA)も所属した伝統のあるクラブ。破産などを乗り越え、2023-24シーズンはセリエBを制し4シーズンぶりとなるセリエA復帰を果たした。チームを率いるのは、2019年にアビスパ福岡を指揮したファビオ・ペッキア監督(Fabio PECCHIA)だ。

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