トッテナム移籍!? 古橋亨梧がポステコグルー監督へ「貴重な2年間だった」と感謝。まず「日本代表の2試合に集中」と強調

アンジェのもと、セルティックでリーグ連覇と３冠達成。自身は得点王&MVPなど個人賞も総なめ。

　キリンチャレンジカップ６月シリーズ２連戦（15日エルサルバドル代表戦＠豊田、20日ペルー代表戦＠パナスタ）に向けて活動開始したサッカー日本代表（SAMURAI BLUE）のFW古橋亨梧（FURUHASHI Kyogo）が６月12日、練習後に取材に応じた。

　所属するスコットランド１部セルティックFCで３冠を達成。2022-23シーズンは公式戦通算50試合・34得点・５アシスト（リーグ戦23得点・３アシスト）と圧巻の成績を残した。リーグ戦の得点王＆ＭＶＰ獲得など活躍したストライカーは、「チームメイトやスタッフ、ファン、たくさんの人に支えられ、たくさんのゴールを決められました。周りに感謝しています。自分の努力もあったかもしれませんが、報われてよかったです。何よりチームとして３冠を獲れて幸せでした」と喜びを語った。

　また、セルティックに古橋を連れてきたアンジェ・ポステコグルー監督が、このほどイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCに“電撃移籍”した。攻撃的なスタンスを貫いて勝利を重ね、リーグ連覇と圧倒的な強さを見せつけた。その最前線に立ち続けたのが古橋だった。

「２年間一緒にできたことは、本当に僕の中では貴重でした。監督がセルティックに呼んでくれて感謝しています。トッテナムへ行っても、自信を持ってやってほしいと思います。ただ、今は代表なので、そのことは考えず、この２試合勝てるようにしたいです」

　ポステコグルー監督の話題を振られると、古橋はそのように“代表に集中”と強調した。

　ポステコグルー監督はトッテナムでも古橋選手を必要とするのではないかな？　という記者の質問というのか呟きには、「どうなんですかね？　僕は分からないです」と、古橋は小さく笑った。

「セルティックは本当に大きなクラブ。たくさん愛してもらっています。もちろん、僕だけではなく、セルティックでプレーしているみんなが大きなクラブでプレーしたいと思っている、そういう選手は多いです。今は代表に集中しています」

　28歳のストライカーはそのように自身の動向などに関しては、そう発言するのにとどめた。

　日本代表では16試合・３ゴールを記録している。昨年９月以来の招集で、まず結果が求められる。

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「地道に一つずつ、１試合ずつ、１ゴールずつ。決め切る力を上げる努力をしながら、もちろんチームが勝つためにプレーしていきます」

　古橋が静かに、しかしゴールと勝利への闘志を強く燃やしている。