【鹿島】ピトゥカが新潟戦へ「我慢→チャンスメイク」をポイントに挙げる。佐野海舟との新ボランチコンビについても語る
鹿島のピトゥカ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
「一番大事なのは、冷静に頭を働かせて、いつも通りプレーすること」
[ルヴァン杯 GS6節] 鹿島-新潟/2023年6月18日18:00/カシマサッカースタジアム
J1リーグ鹿島アントラーズのディエゴ・ピトゥカが6月16日、2日後のルヴァンカップ・グループステージ最終6節のアルビレックス新潟戦に向けて抱負を語った。
「一番大事なのは、冷静に頭を働かせて、いつも通りプレーすること。非常に大事な試合です。勝たなければ上へ行くチャンスがありません。みんなが試合の重要性を理解しています。結果を残して、次へつなぎたいです」
そのようにピトゥカは気を引き締める。鹿島は勝利を収め、現在・首位のアビスパ福岡が敗れた場合には“逆転1位突破”の可能性が出てくる(福岡の複数失点または鹿島の複数得点など条件に)。一方、ドローでも2位突破の可能性がある。ただし、敗れると新潟に逆転される。
「新潟はパス本数も多く、しっかりつないでビルドアップしてきます。いかに我慢して、マイボールにできた時にチャンスメイクにつなげるかが大事になると思います。耐えるだけでなく、ボール保持した際にチャンスを作れるように。そのチャンスをものにできれば結果がついてくるはずです」
また今季ボランチは新加入の佐野海舟とコンビを組む機会が増えている。昨季に続き樋口雄太と組むケースもある。その関係性について、ブラジル人MFは、次のように語った。
「今季加入した海舟とはよく話し合い、試合を重ねるごとに段々と良くなっています。雄太の好きなプレーは分かりますし、自分のプレーも理解してくれていると思います」
「海舟は、ボールを奪う力が素晴らしい。そこは彼に任せているところがありますね。樋口選手もそれができます。彼らのいいところを引き出しつつ、自分にできる他のプレーをしっかり見せて、その結果が鹿島の結果につながればといつも思っています」
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ピトゥカも欲しているのは鹿島での自身初タイトル。その可能性を少しでも高めるために、この新潟戦での勝利を誓っていた。