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「左WG」ブルーノ・ロドリゲスのJリーグ移籍「退団するという情報はない」。クルゼイロのペパ監督が語る

クルゼイロのブルーノ・ロドリゲス。(Photo by Pedro Vilela/Getty Images)

「9番」をつける26歳、今季これまで公式戦通算24試合・8得点・5アシスト。

 ブラジル2部(セリエB)のトンベンセFCが保有権を持ち、同1部クルゼイロECに期限付き移籍するブラジル人FWブルーノ・ロドリゲス(Bruno Rodrigues)にJリーグ・クラブへの移籍の噂が浮上し、約2週間が経った。そうしたなかクルゼイロのペパ監督が6月16日、地元メディア『イタチアイア』のインタビューに応じて、ブルーノの去就について「まだ退団するとは聞いていない」と語った。

 26歳の左ウインガーであるブルーノ・ロドリゲスは2023シーズン(日本と同じ通年制)、チームの「9番」をつけて、ブラジル1部10試合・3得点・2アシストなど公式戦通算24試合・8得点・5アシストと活躍している。

 6月2日時点で、ジャーナリストのアーロン・トゥーラ氏が、ブルーノサイドが仲介人などを経て日本のクラブと接触しているとレポート。具体的なクラブ名は明かされていなかったが、7月の移籍期間を前にオファーへ発展する可能性があると伝えていた。

 今回ペパ監督は、「(ブルーノについて)今のところ、退団するという情報は何もありません。ただ市場で調整しなければなりません。そのポジションが二人以上になれば、プレーできなくなる選手が出てしまいます。ただできれば、現在の選手がいなくならないようにしたい」と語っている。

 つまり移籍するのであれば、早い段階で決定し、新戦力の補強に動きたいということだ。チームは現在9位につけていて、より上位を狙える位置につける。さらに上昇するのであれば、ブルーノ・ロドリゲスの残留を希望している。

 このタレントには、Jリーグに加えてヨーロッパからも打診があるそうだ。

 攻撃のキーポジションである「左ウイング」。欲している日本のクラブは一体どこか!? Jリーグの夏の移籍ウインドー(第2の選手登録期間)は7月21日から8月18日で、チームでの調整期間を考えると……そろそろ交渉も本格化する時期を迎える。