【J1入場料収入ランキング】1位浦和、2位川崎、3位横浜FMが10億円台に回復。川崎、清水、C大阪はコロナ禍前2019年からプラスに

最下位だった磐田は前年比マイナス。15位広島、14位福岡、13位鳥栖。

　Ｊリーグが５月に発表した2022シーズン（2022年度）クラブ経営情報開示資料（先行発表：３月決算の湘南ベルマーレ、柏レイソルを除く）をもとに、J1リーグ入場料収入ランキングをまとめた。

　今回はひとつの目安となるコロナ禍前の2019年のデータも加えた。

　コロナ禍を経て徐々に入場規制が緩和されていった2022シーズン、１位の浦和レッズ、２位の川崎フロンターレ、３位の横浜Ｆ・マリノスと３クラブが10億円台に回復させた。

　浦和は14億3900万円を計上。２位の川崎フロンターレとは約４億円の差をつけて断トツだった。

　それでもレッズは2019年、23億円を計上している。当時と比較すると、まだほぼ６割である。

　２位川崎は2019年を上回る10億4800万円を計上している。清水エスパルスが７億2300万円、セレッソ大阪も６億9600万円で、2019年よりも増額にしている。

　一方、J2に降格したジュビロ磐田が３億4800万で、前年比マイナス1000万円。下位では15位がサンフレッチェ広島、14位がアビスパ福岡、13位がサガン鳥栖だった。

　2022シーズン（22年度）のJ1リーグの入場料収入ランキングは次の通り。

単位：百万円
順位 チーム    19  20    21 2022 前年比
１  浦和     2300 423 626 1,439 +813 
２  川崎     1042 435 490 1,048 +558 
３  横浜FM 1286 497 654 1,019 +365 
４  FC東京 1104 314 511  893  +382 
５  神戸     1260 422 486  827 +341 
６  鹿島     996   475 581  801 +220 
７  清水     702   295 439  723 +284 
８  Ｇ大阪  1247 324 249  701 +452
９  名古屋  1221 378 592  698 +106 
10 Ｃ大阪  677   310 361  696 +335
11 札幌     779   244 440  630 +190
12 京都     198*202*223* 573 +350
13 鳥栖     760   216 468  557  +89
14 福岡     137* 144*312  464  +152
15 広島     547   272 262  405  +143
16 磐田     531  189*358* 348  ▲10
*＝J2リーグ

　　    2019  2020  2021　2022　前年比
合計 14,787 5,140 7,052 11,822 +4,770