【鹿島】岩政監督「受け止めるのではなく、打ち負かすところまで持っていかなければ」。曺貴裁監督率いる京都戦、ホームで仕切り直しの勝利を誓う
鹿島の岩政大樹監督。(C)KASHIMA ANTLERS
12試合負けなしだった“強み”とともに、アップデートした姿を「ピッチ上で見せ、勝利を得る」。
[J1 19節] 鹿島 – 京都/2023年7月1日18:00/カシマサッカースタジアム
J1リーグ鹿島アントラーズの岩政大樹監督が6月30日、オンラインによる定例の取材に応じて、翌日にホームで行われるサンガ京都F.C.戦に向けて決意を示した。
直近のガンバ大阪戦は1-2で敗れ、公式戦13試合ぶりの黒星を喫した。再び上位争いに食い込んでいくためには勝利がほしい、ホームでの重要な一戦になる。
指揮官は次のように京都を捉える。
「ガンバと少し似ていて、カップ戦では負けがありましたが、リーグでは連勝が続いていて、勢いがあります。やり方や持っているメンタリティは変わらずに曺さんのチームだと印象を受けます。それをぶつけてくると思います。受け止めるのではなく、しっかり打ち負かすところまで自分たちも持っていかなければいけません」
そのように京都の特徴を踏まえつつも、鹿島のストロングを最大限に生かしたいという。岩政監督は現状を客観的に受け止め、勝利を目指す。
「1敗したからと言って、12試合負けなしが偽りだったわけではありません。自分たちが13試合で1敗しかしていない、13試合で3回しか失点していないところを強みにしながら、一方でアップデートしなければいけないところもここ数試合で見られました。それを明日ピッチ上で見せて、勝ちを得られれば、先週の敗戦が良い薬になると言えます。今後に向けて明るくなるような内容と結果を得たいです」
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鹿島はリーグ戦、8勝4分6敗(24試合・18失点)の勝点28で7位。リーグ戦はここ5試合で1勝しかできておらず、次なるステップに踏み出す意味でも、勝利を掴みたい。ヒーローの登場も待望される。