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【移籍】ケインとトゥヘル監督が直接対話。バイエルン本気、トッテナムは新たなオファー

イングランド代表でのケイン。(Photo by Catherine Ivill/Getty Images)

スパーズ週給3600万円以上の条件提示、ただしバイエルン移籍に「合意」!?

 移籍マーケットの注目株の一人であるイングランド・プレミアリーグ、トッテナム・ホットスパーFCに所属するイングランド代表FWハリー・ケイン(Harry Kane)に、ドイツ・ブンデスリーガ1部バイエルン・ミュンヘンが獲得オファーを出した。さらに、これまでにトーマス・トゥヘル監督とケインの直接対話も行われていたという。一方、あと1年で契約満了を迎えるトッテナムは新たなオファーを提示したが、ケインはこの補強期間にサインするつもりはないとのことだ。

『ビルド』は7月5日、『ガーディアン』の記事を引用するとともに、独自の情報として「バイエルンとケインの関係は良く、移籍することに合意している」と報じた。

 一方、元横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督の就任したトッテナムは、ケイン引き留めに努める。「週給20万ポンド(約3600万円)から『大幅に改善する』条件」を提示したそうだ。

 ただしケインはこの夏の移籍、あるいは1年後フリートランスファーになることを含め、総合的に判断したい意向を示す。残留する場合でも、この夏の移籍期間中に、スパーズからの新オファーにサインすることはないという。

 トッテナムのダニエル・レヴィ会長はケインをなんとしても残留させたい考えだという。一時はスペイン1部レアル・マドリードから関心を寄せられていたが、一転してドイツが“本命”に。ただ6月に届いたバイエルンからのオファーは一度拒否している。

 イングランド代表でもキャプテンも務めてきた。ただケインはそのキャリアのなかで「優勝=タイトル」に飢えている。トゥヘル監督からの一緒にUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)優勝を狙おうという口説き文句に、心が大きく揺さぶられているというが――。

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