【移籍】バスケス・バイロンが東京Vから町田へ“禁断”の完全移籍「批判されるのも分かった上での決断」。平瀬大が山口、酒井匠が熊本へ期限付き
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「僕を育ててくれた黒田監督の元でやりたい」
FC町田ゼルビアは7月6日、東京ヴェルディのバスケス・バイロンを完全移籍で獲得したと発表した。今季これまでリーグ22試合・2得点を記録していた主力のライバルチームへの“禁断”の電撃移籍に。
バスケスは次のように東京Vサポーターへメッセージを送っている。
「このたび、東京ヴェルディからFC町田ゼルビアに移籍することになりました。この決断は本当に悩みに悩んで、自分でした決断です。ヴェルディの選手としてシーズンを戦ってる最中、J1昇格争いをしてる中で僕がこの夏に移籍することがあるなんて正直全く想像はできませんでした。
そしてもちろんヴェルディに携わる方々にとっては、理解し難い、あり得ない決断だと思うのは当然だと思います。批判されるのも分かった上での決断でした。
今回町田に移籍することになった、大きな一つの決め手は僕のサッカー人生の中で一番影響を受け、僕を育ててくれた黒田監督の元でやりたいという想いと、恩師の元で自分の目標や夢に向かって頑張りたいという想いです。
そしてこの時期にオファーを頂けたことも一つの縁やタイミングだと思ってこの決断に至りました。
東京ヴェルディに携わる皆さんに、今後応援して頂けるかは分からないですが、東京ヴェルディは僕にとって初めてのJリーグクラブでした。初めてピッチに立った時、初めて緑のユニフォームを着た時、初めてサポーターを目の前にした時のあの幸せと感動は絶対忘れません。 選手としても一人間として僕を育ててくれた東京ヴェルディに携わる皆さんには本当に感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。
僕はこれからどこに行っても僕がお世話になったいわきFCや東京ヴェルディの存在は必ず僕の心の片隅においてやっていきます。皆さんそれぞれの反応や意見はあると思いますが、全てをパワーに変えてこれからも自分らしく頑張っていきます。どうか陰ながらでもいいので応援を宜しくお願いします」
また、レノファ山口は同日、サガン鳥栖のDF平瀬大選手を期限付き移籍で獲得したと発表した。平瀬は「いち早くチームに順応し、チームの戦力となるべく、死に物狂いで闘います」とコメントしている。
さらに、ロアッソ熊本は同日、FC大阪に所属しているDF酒井匠を期限付き移籍で獲得したと発表した。