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【移籍】アトレチコが鎌田大地の獲得を検討。条件はジョアン・フェリックスの“問題解決”

鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

23歳のポルトガル代表アタッカーにはパリSG行きの噂もあるが…。

 スペイン1部アトレチコ・マドリードが、日本代表MF鎌田大地の獲得を検討か!? 『ムンド・デポルティボ』が7月14日に報じた。

 アトレチコには今夏、イングランド・プレミアリーグのチェルシーFCに期限付き移籍していたジョアン・フェリックスが復帰。しかしディエゴ・シメオネ監督との犬猿の仲で知られ、始動直後の練習では主力組とは異なる若手とロンドのメニューに取り組んでいる姿が確認されたという。

 ポルトガル代表アタッカーには、これまでのところ正式オファーはない。ただしキリアン・エムバペやネイマールに動きがあった場合、フランス1部パリ・サンジェルマンが補強を考えているとも伝えられる。さらに古巣のSLベンフィカ、プレミアリーグ勢も候補に。

 そして『カルチョ・メルカート』のダニエレ・ロンゴ記者の情報をもとに、アトレチコはこの23歳のスター候補の“問題”が解決した場合、その枠に、鎌田を加えることを検討しているというのだ。

 まだ具体的な動きは見られない。ただ、アトレチコは以前にも鎌田獲得に動いているだけに、可能性はゼロではないか――。とはいえ、ジョアン・フェリックスの状況待ちとなった場合、無所属の期間が長期化するリスクも高まってしまう。

 カタール・ワールドカップ(W杯)でベスト16進出に貢献した日本代表の鎌田は2022-23シーズンで、ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトとの契約満了を迎え、フリートランスファーとなって新天地を求めていた。

 これまでの報道では、ドイツ1部ボルシア・ドルトムントからの大型オファーも受けていたが、ドイツ以外での戦いを模索。そしてイタリア・セリエAのACミランへの加入が有力視されていたものの、ここに来てEU圏外の外国籍選手枠との兼ね合いなどもあり実現しなかった。

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