【神戸】イニエスタに続き…4年在籍したサンペールの退団決定「たくさんの美しい思い出ばかり」
神戸のセルジ・サンペール。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
鳥栖戦の試合開始前、サポーターへのあいさつを予定。
J1リーグのヴィッセル神戸は7月15日、MFセルジ・サンペール選手(Sergi Samper)との契約を双方合意の上で解除したと発表した。16日にノエビアスタジアム神戸で開催されるJ1リーグ21節のサガン鳥栖戦をもってチームを離れる。
年代別のスペイン代表にも選ばれてきたサンペールは、スペイン1部FCバルセロナ、グラナダCF、ラス・パルマスを経て、2019年から神戸でプレー。日本での通算成績はJ1リーグ88試合・0得点、ルヴァンカップ9試合・0得点、天皇杯8試合・1得点、ACL1試合・0得点。アンドレス・イニエスタに続き神戸を支えたスペイン人プレーヤーが、神戸を去ることになった。
現在28歳になったサンペールは神戸を通じて、次のようにコメントしている。
「日曜日の試合を最後に、皆さんにお別れを言う時が来ました。この神戸に4年以上いましたが、ファンからの愛情を感じながら、とても幸せな時を過ごせたことに本当に感謝しています。神戸に来る前は、ここまで幸せな日々を送れるとは想像もできませんでした。
これも全てファン、チームメート、スタッフ、クラブ職員の皆様のおかげです。この4年間、いい時もあれば苦しい時もありましたが、自分が持ち帰るのは、たくさんの美しい思い出ばかりです。この先、自分がどこに行っても、皆さんと心を一緒にしてチームを応援し続けます」
サンペールは鳥栖戦の試合前、18時頃にピッチ上でサポーターに向けてあいさつを行う予定だ。