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【サッカー日本女子代表】W杯初戦へ池田太監督「全て出し切る勇敢なプレーを期待」。なでしこジャパン4/22ザンビア戦

ザンビア戦前日会見に臨んだ日本女子代表の池田太監督(右)と清水梨紗。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「良い形で大会に入っていくために結果、勝点はもぎ取っていく」

[女子W杯 GS1節] 日本 – ザンビア/2023年7月22日16:00(現地19:00)/ワイカト・スタジアム

 FIFA女子ワールドカップ(W杯)グループステージ(GS)1節、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)が7月22日16時から、ザンビア女子代表と対戦する。日本代表の池田太監督と清水梨紗が21日に試合前日会見に臨み、抱負を語った。

 池田監督は「ザンビア戦に向けた対策と積み上げと、バランスよく練習できています。予定していた回数のトレーニングマッチもできました。そのなかでミーティングを重ね、疑問点があればコミュニケーションを取って進めてこれました。まず明日の試合、自信を持って出してもらえればと思っています」と、良い手応えを得ていた。

 ザンビアにはスピードのある前線の選手がいる。その対策について、指揮官は次のように語った。

「サッカーなので攻守があり、攻撃陣にはしっかり守備のリスクマネジメントを考えてもらわないといけない。その意味では、ゴールで終わることも大事だと思います。そのうえでザンビアにはスピードのある選手がいるので、我々の最終ラインの裏のスペースをどのようにマネジメントするか共有しています。それによって我々の攻撃の良さがどう出るかを考えて、対策と準備を進めてきました」

  池田監督自身にとっては初のワールドカップに。年代別ではない初の大舞台となる。

「どのカテゴリーでも世界大会は刺激的だというのが率直な感想です。もちろんシニアの世界大会は規模感が大きいので、そういったものに対する高揚感は持っています。選手には、これから最後のトレーニングをしてミーティングを行いますが、まず自分たちがしてきたことに自信を持って試合に臨んでもらいたい。それが第一にあります。自分たちの持っているものを出し切る勇敢なプレーを期待したいです」

 そしてテレビ中継では、NHKでの放送が大会直前に決定した。池田監督は改めて、そのことを喜ぶ。

「日本でもテレビの放映が決まり、多くの方になでしこのサッカーを見て応援していただけることは、選手にも力になります。これからサッカーを始めたい少女たち、まだ興味のなかった方々に見てもらうチャンス。日本の女子サッカーの発展のために、テレビの放映はありがたいことですし、それとともに見ていただける人に想いが届くような、心を動かすような試合をしたいと思います」

 FIFAランキングは日本11位、ザンビア77位。出場枠の拡大に伴い出場権を得たといえ、日本はまず勝点3が求められる。

「しっかり結果と勝点を積んでいくことが大事です。グループステージ初戦ということもあり、良い形で大会に入っていくために結果、勝点はもぎ取っていく、そういった試合にしたいと思っています」

 日本対ザンビア戦は日本時間22日16時にキックオフを迎える。

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