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2026年の北米共催FIFAW杯アジア予選 概要:『8.5』枠に拡大、サッカー日本代表は11月の「ラウンド2」から出場

ペルー戦に臨んだ日本代表のイレブン。写真:井上裕史/(C)Hiroshi INOUE

「ラウンド2」、最終予選ともに上位2チームが勝ち上がる方式に。

 FIFA(国際サッカー連盟)は7月26日、2026年に開催される北米共催FIFAワールドカップ(W杯)のアジア予選の概要を発表した。

 2026年にアメリカ・メキシコ・カナダで開催されるW杯は48チームが出場する初めての大会に。アジア(AFC、アジアサッカー連盟)からの出場枠は『8.5』に拡大される。

「ラウンド1」は2023年10月12日と17日、20チームがそれぞれホームとアウェーで対戦。その勝者10チームが「ラウンド2」 に進む。

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)を始めとする26チームは「ラウンド2」から参加。「ラウンド1」の勝者を含む36チームが、 4チームずつ9グループに分かれる。2023年11月から 2024年6月まで、ホーム&アウェーの総当り方式で対戦する。9グループの上位2位チームが、W杯最終予選となる「ラウンド3」に進む。

 最終予選「ラウンド3」の抽選は2024年に行われ、18チームが6チームずつ3グループに分かれる。各グループの上位2チームが、2026年のワールドカップの出場権を獲得する。

 残りのAFCの2枠は「ラウンド4」で決定。また、大陸間プレーオフにより、さらに1枠の出場権が得られる。

 ポット分けは次の通り。

【ラウンド1】
▼ポット 1 (27~36位)
香港、インドネシア、チャイニーズ・タイペイ(台湾)、モルディブ、イエメン、アフガニスタン、シンガポール、ミャンマー、ネパール、カンボジア

▼ポット 2 (37~46位)
マカオ、モンゴル、ブータン、ラオス、バングラデシュ、ブルネイ・ダルサラーム、東ティモール、パキスタン、グアム、スリランカ

【ラウンド2】
 ▼ポット 1 (1~9位)
日本、イラン、オーストラリア、韓国、サウジアラビア、カタール、イラク、アラブ首長国連邦、オマーン

▼ポット2 (10~18位)
ウズベキスタン、中国、ヨルダン、バーレーン、シリア、ベトナム、パレスチナ、キルギス共和国、インド

▼ポット3 (19~26位)
レバノン、タジキスタン、タイ、朝鮮民主主義人民共和国、フィリピン、マレーシア、クウェート、トルクメニスタン

▼ポット4
「ラウンド1」 の勝利10チーム (※ラウンド中に勝ち残ったチームは、ド
ローではポット 3 に移動される)

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