【FC東京】花火・発煙筒使用のサポーター4人に国内全試合の無期限入場禁止処分。東京Vとのダービーで

JFA「セキュリティ体制強化やさらなる観戦ルールの周知徹底をしていく」

　日本サッカー協会（JFA）は７月28日、12日に味の素スタジアムで開催された天皇杯３回戦のFC東京対東京ヴェルディ戦で、ベンチ左側ゴール裏のFC東京サポーター席で、花火・発煙筒と思われる火気使用が確認され、当事者４人に対し国内全試合の無期限入場禁止処分を下したと発表した。

　JFAによると、今回の行為は同協会の定める「試合運営管理規定」に明らかに違反する禁止行為にあたる。基準に則り４人に対して、JFA主催試合に加え、Ｊリーグや各種連盟などが主催する試合を含む全試合の無期限入場禁止処分を科すことを決めた。

　JFAは「誰もが安全に試合観戦のできる環境を構築し、提供することが責務であり、この度の違反行為を受け、セキュリティ体制強化やさらなる観戦ルールの周知徹底をしていく所存です」と方針を示し、次のように呼びかけている。

「スタジアムでご観戦いただく皆様におかれましては、本協会や主管する各サッカー協会の定めるルール等を今一度ご確認いただき、これらを順守して楽しくご観戦くださいますようお願い申し上げます」

　FC東京はこの試合、1-1からPK戦（〇9-8）の末に４回戦へ勝ち上がっている。８月２日にロアッソ熊本とえがお健康スタジアムで対戦する。