【鹿島】生え抜きの19歳SB溝口修平「やっと来たこのチャンスを掴みたい」、札幌戦で初先発へ
オンライン取材に応じた鹿島の溝口修平。札幌戦でリーグ初先発なるか。(C)SAKANOWA
レフティの近代的な攻撃的サイドバック、「サイドに張っても、中に入ってもできると思っています」。
「J1 22節] 鹿島 – 札幌/2023年8月6日18:00/県立カシマサッカースタジアム
J1リーグ鹿島アントラーズのDF溝口修平が8月4日、オンラインによる取材に応じて、6日のリーグ戦再開となるホームでの北海道コンサドーレ札幌戦に向けて抱負を語った。
FC東京戦で退場処分を受けた安西幸輝が出場停止で、さらに複数の選手が不在となるなか、2年目の19歳がリーグ戦初スタメンのチャンスを掴めるか――。溝口は「これまでリーグ戦のチャンスが少なかったなか、ケガ人や出場停止がいて、やっと来たこのチャンスをしっかり掴みたいです」と、闘志を燃やす。
茨城県出身で、鹿島ジュニアユースから育成組織を経て昨季トップチームへ昇格。U-15からU-19までの日本代表に選ばれてきた、生え抜きでもある左利きの攻撃的サイドバックだ。
今季これまで公式戦6試合に出場している。リーグ戦は1試合のみピッチに立っていて、4月15日のヴィッセル神戸戦で途中出場から20分間プレーしている。ただ、すでにルヴァンカップ4試合、天皇杯1試合で先発しているので気負いはない。
「サイドバックとして、まず失点ゼロに抑え、自分のところからやられないことが大前提。そのうえで、クロスやビルドアップで良さを出して結果につなげ、レギュラーを掴むところを目標にしています」
「サイドに張っても、中に入ってもできると思っています。相手の状況や試合の流れを見ながら、ボールを前へ運んでいくつなぎ目になり、ゴール前へはダイナミックに飛び出して、左足の特長を生かしたアシストを狙っていきたいです」
関連記事>>【鹿島】鈴木優磨が絶賛したFC東京のタレントとは?「すごくいい選手。日本の未来を背負って立つ」
中断前のFC東京戦で公式戦5試合ぶりの勝利を収めた。ただチームは厳しい状況にあり、溝口は「そこで自分みたいな若い選手が活躍して勝っていければ、それ以降の競争も激しくいけると思います。応援お願いします!」と訴えた。
チームとしては、まずACL予選出場権を得られる3位越えが一つ具体的な目標になってくるか。再び上昇気流に乗るためにも、生え抜きサイドバックの突き抜けるようなプレーが期待される。