【広島2-1浦和】90+3分、ベン・カリファ逆転弾、リーグ7試合ぶり勝利!レッズは4戦白星なし
広島のナッシム・ベン・カリファ(右)。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
ホセ・カンテがファインゴールを突き刺したが…。
[J1 23節] 広島 2–1 浦和/2023年8月13日18:00/エディオンスタジアム広島
J1リーグ23節、サンフレッチェ広島が加藤陸次樹とナッシム・ベン・カリファのゴールで、浦和レッズに2-1の逆転勝利を収めた。広島はリーグ7試合ぶりの勝利、浦和は同4試合白星なし。
先制は浦和だ。29分、最後方のマリウス・ホイブラーテンからのロングフィードを受けたホセ・カンテが約25メートルの位置から左足のショットを突き刺してみせる。
ボール保持率では広島が上回るなか(1試合通じてでは、57:43)、69分、加藤がホイブラーテンを振り切って、GK西川周作のニアを射抜く。
そのあと浦和は興梠慎三、中島翔哉、柴戸海を投入し改めて活性化を図ろうと試みる。しかし、広島のほうがより勢いを増す。すると90+3分、カウンターから途中出場のベン・カリファが豪快に決勝点を叩き込んでみせた。
広島はリーグ7試合ぶりの勝利で、今季10勝目(4分9敗)。浦和は前節の横浜F・マリノス戦(△0-0)で数多くのチャンスを作り出して手応えを得たものの、この試合での結果につなげられなかった。