【浦和】補強終了か、スコルジャ監督「今いる選手たちに集中している」。名古屋戦へ「サブ組のパフォーマンスも分析して準備」
名古屋戦へ抱負を語った浦和のスコルジャ監督。(C)SAKANOWA
「永井や森島がスタメンに入ってくる可能性がある。私たちはハイプレスから押し込むプレーを見せたい」
[J1 24節] 浦和 – 名古屋/2023年8月18日19:30/埼玉スタジアム
J1リーグ浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が8月16日、オンラインによる取材に応じて、18日の金曜日ナイトゲームで行われるホームでの名古屋グランパス戦に向けて抱負を語った。
3位名古屋・4位浦和の上位対決で、現在、両者は7ポイントの差が開いている。レッズが逆転優勝を狙うためには、ここで3ポイントを奪いたいところ。また、この試合は契約により、現在浦和から名古屋へレンタル移籍中のキャスパー・ユンカーが出場できない。
先日のサンフレッチェ広島戦は1-2の逆転負けを喫し、リーグ戦は4試合勝ち星なし。スコルジャ監督は次のように現状を捉える。
「なぜパフォーマンスが良くないのか、その原因追究が大切です。結果は期待と程遠いものになっています。高いレベルをキープできていません。最近2試合を比較しても全く違ったものになりました。落ち着いて物事を進めなければいかず、改善すべきところは伝えました。次の試合では良くできると期待しています。また、それと名古屋戦を考えてのメンバー選考はまた別の話です。練習試合も行ったので、いわゆるサブ組のパフォーマンスも分析して準備を進めています」
そのようにサブ組からの抜擢もあり得ることを示唆した。
そして今季リーグ23試合で28ゴールしか奪えずにいる攻撃面の改善に向けて、ストライカータイプ補強に関する質問を受けると、指揮官は次のように答えた。
「今ここにいる選手たちのことを考え、全体のパフォーマンスを上げることが重要です。(2試合前の)マリノス戦(△0-0)ではいいチャンスを作れていましたが、最後の決定率が低かったです。(ストライカーの補強について)今いる選手たちに集中したいです」
そのニュアンスからは、18日に登録期限を迎える(16日が書類上の締め切り)この夏の移籍マーケットでの選手獲得は終了したと見ていいようだった(フリーの獲得はまだ可能)。
そして名古屋対策について、「(天皇杯のメンバーから)永井や森島がスタメンに入ってくる可能性があります。ただ、チームとしてのスタイルは大きく変わらないと思います。私たちはハイプレスから押し込むプレーを見せたいです。(2週間を経ての名古屋との再戦に)私はピッチ上のパフォーマンスを上げることに集中したいと思います」と、この一戦に向けた対策にも言及した。
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