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【ヴィッセル神戸】齊藤未月が左ヒザ重傷、全治約1年。JFA審判委員会へ『選手が安心、安全に全力でプレーできる環境整備』の意見書提出

齊藤未月。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「齊藤未月選手の本人、家族、関係者の皆さまを全力でサポートする所存です」

 J1リーグのヴィッセル神戸は8月21日、MF齊藤未月が左ヒザの重傷を負い、全治約1年の見込みであると発表した。クラブは日本サッカー協会審判委員会に「選手が安心、安全に全力でプレーできる環境整備」を訴える意見書を提出する。Jリーグでは近年、球際での厳しい競り合いを推奨する一方、「バレなければよい」というファウルまがいの危険なプレーも散見され、そういったなかでの今回、優勝を争うチームをけん引してきた24歳・日本代表候補の長期離脱となった。

 齊藤の負傷は、左ヒザ関節脱臼、左ヒザ複合靱帯損傷(前十字靭帯断裂、外側側副靭帯断裂、大腿二頭筋腱付着部断裂、膝窩筋腱損傷、内側側副靭帯損傷、後十字靭帯損傷)、内外側半月板損傷。

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 クラブは「『選手が安心、安全に全力でプレーできる環境整備』が必要不可欠と考えており、公益財団法人日本サッカー協会審判員会に意見書を提出しております」と発表。さらに「負傷した齊藤未月選手の本人、家族、関係者の皆さまを全力でサポートする所存です。本事案により選手生命が脅かされるような怪我に対してのレフェリングの基準が整備され、『選手が安心、安全に全力でプレーできる環境整備』の一助となれば幸いです」と呼び掛けている。

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