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三笘薫がマンチェスター・ユナイテッドへ移籍か。OB推奨、現実味増す

三笘薫。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

アントニーとサンチョが伸び悩み…。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCの日本代表FW三笘薫(Kaoru MITOMA)の獲得へ動く!? イギリスメディア『サン』は8月24日、クラブOBであるガース・クルックス氏が『BBC』で「ミトマこそ、ユナイテッドにとってパーフェクトな選手だ!」と獲得を推奨した話題をピックアップして伝えた。

 19日のブライトン対ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC(ウルブス)戦、26歳の日本人ウインガーは相手4人を抜き去る衝撃のゴールでイギリス中を唸らせた。そうしたなか同メディアは「多くのビッグクラブが三笘を獲得しようとしている」として、特にマンチェスター・Uが是が非でも三笘を欲しているに違いないと見ている。

 ユナイテッドでは現在、アントニーとジェイドン・サンチョが両サイドの主力を担う。しかしクルックス氏は、三笘と比較して「この二人にそのようなクオリティや能力を、私はこれまで見たことがない」と指摘する。そのうえで「オールド・トラフォードは気の遠くなるような大舞台で、そこに立つために賭け金がはるかに高くなるのは理解している。ただ、間違いなくユナイテッドでそれができ得る選手は三笘だ」と、新戦力として推奨している。

 ドルトムントから加入したサンチョはこれまで80試合に出場し12ゴール・6アシストとなかなか振るわず。アヤックスからエリック・テン・ハフ監督が引き抜いたアントニーだが、「昨夏レッドデビルズに加わって以来、ファンから反発を受けてきた」と、重要な戦力になり切れていないと厳しい見方をする。

 また現地メディアによると、三笘は昨季の活躍を受けて、ボーナスや今後の移籍条項を含めて内容を見直し、間もなくブライトンとの新たな契約書にサインすると報じていた。基本的にはモイセス・カイセド(ブライトン→チェルシーFC)と同様、近い将来(1年後など)の移籍を容認する、ということだ。

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 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が来日した際、「ミトマはとてもいい選手だ」と発言。ビッグクラブへの移籍は近い将来、実現すると見られる。

 覇権奪回を目論み着々と体制を刷新するユナイテッドが、本気で三笘獲得に乗り出すのか? 浦和レッズに所属していた鈴木彩艶(→シント=トロイデンVV)にもオファーしていたように、『赤い悪魔』は日本のマーケットを少なからず意識しているようだが、果たして――。