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【浦和】オランダ代表DFブリントの獲得を目指す。カタールW杯の米国戦でゴール、アヤックスと契約解除に。昨年破断…今冬も若干の可能性か

カタールW杯でのオランダ代表のブリント。 (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

世界最高峰のレフティ、久保建英の所属するレアル・ソシエダ、アントワープが“有力”と伝えられる。

 J1リーグの浦和レッズが、オランダ1部アヤックス・アムスルダムとの契約を12月31 日で解除することが決まったオランダ代表DFデイリー・ブリント(Daley Blind)の獲得を目指しているという。『フットボール・インターナショナル』が27日に報じた。

 ブリントは1990年3月9日生まれ、オランダ出身の32歳。アヤックスとイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍し、2018年、再び古巣のアヤックスに復帰していた。180センチ・72キロ。オランダ代表として99試合・3得点を記録している。

 カタール・ワールドカップ(W杯)では左ウイングバックとして全試合で先発出場し、アメリカ代表戦(〇3-1)では1ゴール・1アシストと大活躍した。

 その世界最高峰のレフティが27日、アヤックスと契約解除すると発表。フリートランスファーの身となり、ベルギー1部ロイヤル・アントワープ、あるいは日本代表MF久保建英が所属するスペイン1部レアル・ソシエダに移籍する可能性が高まっている。

 ただし記事によると、昨年10月、浦和がブリント獲得のオファーをアヤックスに出していて、契約寸前まで交渉が進んでいたというのだ。しかし「ブライアン・リンセンのいる浦和へ、ブリントも冒険に乗り出すと伝えられていた。当時どのような理由で移籍が実現しなかったのかは不明だ」と、サイン直前で破断していたそうである。

 32歳の左サイドのスペシャリストはこのあと、ヨーロッパの名門2クラブのどちらかでプレーすることが有力視されているものの、同メディアは「浦和に行ったとしても不思議ではない」と言及している。1年前の交渉のプロセスいかんによっては、ブリントが再び浦和へ目を向けるかもしれない――ということだ。

 なかなか安定しなかった左サイドに、世界最高峰の実力派が加われば、チーム力はもちろんのこと、魅力も急激にアップするのは間違いない。ACL(アジアチャンピオンズリーグ)の決勝が控えている、という点も“口説き文句”になるはず。可能性は低いと言われるものの、少しだけ期待して朗報を待ちたい。

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