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【浦和】原口元気が復帰も!?最近のツイートを検証すると…。クラブの“野望”に心が揺れれば

原口元気。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ウニオンでは出場機会減、以前にもレッズがオファー。ただし――。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部ウニオン・ベルリンに所属しているMF原口元気が、浦和レッズに復帰するかもしれない!?

 ドイツと日本の冬の移籍マーケット解禁が来年1月に迫るなか、原口のツイッター(@Haragen24)の反応が、ファンの間で話題となっている。浦和を明らかに“意識”しているようなのだが……。

 原口自身が文字で綴っているのは今年6月の「Für Vorsprung(スタートダッシュのため)」が最後に。そのあとは自身のインタビュー、ウニオンの情報などのリツイートが続いている。

 また、「いいね」の反応では、11月12日にベルリン動物園のレッサーパンダの名前をウニオンと協力して募集した結果「スーシー」に決定。それを受けて、「スシ」と掛け合ったツイートに原口も反応している。ただ、ウニオンに関するレスポンスはこれが最後。この1か月半は、日本代表、浦和に関するツイートに対し「いいね」を押している。

 そして12月19日、浦和公式の「世界の中にある、『浦和』という街から世界の『URAWA』へ。新たな監督、新たなチームで迎える2023シーズンは、もう間もなく」という投稿をファンがリツイートした、「退団なしの解釈でOK??」というメッセージにも「いいね」で反応している。

 そこまで深い意味はないかもしれない。あるいは、とても深く考えているのかもしれない。

 4年前の2018年1月にも、浦和が原口復帰へのオファーを出し、その後も何度か“レッズが話をしている”という噂は続いた。ただドイツで実績を残し評価されてきた男は、その地で戦い続けてきた。そして浦和の強化体制も当時から変わっている。

 原口自身、目標にしていた日本代表としてのカタール・ワールドカップ(W杯)出場を逃したなか、果たして次なる“野望”を見出せているのか。ウニオンでは昨季から出場機会を減らしていて、そこで古巣が必要とすれば、心が揺れるかもしれない。

 一方、浦和のトップチームにいた6年(特別指定を含めると7年)を超えて、ドイツに渡って8年半が経過した。日本にいた時よりも長くドイツで過ごしている。原口自身も、性格が欧州にあっていると語っていて、ドイツでの指導者資格の取得にも意欲を示していた。

 31歳になった“シン・ハラグチ”が、一体、ここから何を目指すのか。

 ちなみに原口自身はプロになって、クラブチームでのタイトルを一つも獲得できずにいる(フォルトゥナ・デュッセルドルフ時代に2部優勝はあるが)。その目標を追求するのであれば、浦和の“野望”とぴったり合致するが――。

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