”幻の3節”相模原vs沼津がJ史上初の「延期の延期」
SC相模原のギオンスタジアム (C)SAKANOWA
準備した弁当170個はスタッフと近隣の方々で食べる
J3の3節SC相模原対アスルクラロ沼津が、台風12号の接近に伴い中止になった。この一戦はそもそも3月21日に組まれていたものの、季節外れの大雪により延期になり、この日に代替として組まれていた。
今回も、今年最初の関東地方への台風直撃と試合が重なり、Jリーグは早い段階で中止を決定。相模原はSNSのツイッターの公式アカウント(@sc_sagamihara)で、次のように呟いた。
「お弁当170個、スタッフそして近隣の皆さんと美味しく頂いております。アスルクラロ沼津の皆さん、雪の次は台風、幻の第3節、諦めず3試合目も相模原にきていただけると幸いです。#これまでの経験が通用しない#延期の延期はJリーグでも経験ない#SC相模原」
箱根を挟み車で約1時間30分で辿り着ける隣町ダービーは、Jリーグ史上初の「延期の延期に」。1勝で大きくジャンプアップ可能な相模原、優勝を狙う沼津……前半戦のカギを握るはずだった一戦は、後半戦の重要な一戦となってきそうだ。
文:サカノワ編集グループ