【柏レイソル】警備員に暴力行為を働いた観客1人に無期限入場禁止の処分。三ツ沢での横浜FC戦後
柏レイソルのサポーター。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
ホームとアウェーすべてのJリーグ主催の公式戦が対象。
J1リーグの柏レイソルはこのほど、17日に開催された横浜FC戦でスタジアム内にいた警備員に暴力行為を働いた観客1人に対し、柏が出場するJリーグの公式戦全試合の無期限入場禁止処分を下したと発表した。
クラブの発表によると、17日にニッパツ三ツ沢球技場で開催されたJ1リーグ27節の横浜FC – 柏レイソル戦で、柏を応援していた観客1人が試合後、ホームのゴール裏入場ゲート付近で、観戦ルールに関する注意を受けた警備員に対し持ち物をぶつけるなどの暴力行為を働いたという。
これを受けて、柏はこの観客に対し、今後柏の出場するJリーグ公式戦のホームゲーム・アウェーゲームの無期限入場禁止(天皇杯、プレシーズンマッチなど、Jリーグまたはクラブ主催の試合を含む)の処分を科した。
柏はこの違反を受けて、「『日本サッカー協会(JFA)、Jリーグ、Jリーグ全60クラブ共同メッセージ』にもありますように、クラブとして、セキュリティ体制強化や観戦ルールの周知を徹底してまいります」という。同様の事象が起らないよう、安心・安全なスタジアム運営に努めていく。
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クラブは「スタジアムにご来場いただく皆さまにおかれましても、リスペクトの精神を持った行動・言動を心掛けるとともに、ご来場の皆さまが安心・安全に観戦できるスタジアム運営の実現に向けて、観戦ルールの順守をお願いします」と呼び掛けている。