【サッカー日本代表】大迫勇也が今度こそ復帰!?上田綺世の状態、11月以降のアジア予選を見据えると…

J最多PKによる5ゴールが、森保監督にどのように評価されるか。

　日本サッカー協会(JFA)は10月４日、10月シリーズ（MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023／13日・カナダ代表戦＠新潟、キリンチャレンジカップ2023／17日・チュニジア代表戦＠神戸）に臨むサッカー日本代表（SAMURAI BLUE）のメンバーを発表する。

　9月のドイツ代表、トルコ代表との貴重なヨーロッパ強豪との２連戦を経て、今回は国内で2試合が組まれる。来月からは早くもホーム&アウェー方式の2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア予選が始まるだけに、そこを見据えての活動にもなる。

　欧州では主力として連戦に臨んでいる選手も増え、今回からは国内組が多く招集される可能性も示唆されている。

　そうしたなか森保ジャパンへの復帰が期待されるのが、目下、J1リーグ20ゴールを決めて得点ランク１位に立つヴィッセル神戸の大迫勇也だ。

　ストライカーとしての嗅覚を完全に蘇らせ、チームをリーグ1位に導いている。また、9月シリーズでは上田綺世がドイツ代表からゴールを決めたものの、その後、離脱を余儀なくされた。先週末に所属のフェイエノールト・ロッテルダムで復帰を遂げたが、果たして今回招集されるのか。何より上田にはケガも多く、前線で体を張れるタイプとして、大迫はやはり必要とされる機会が増えそうである。

　もちろん2026年のW杯本番を見据えると、過去の招集例を見ても、36歳でのW杯出場は確かに難しい。また今季20得点中5ゴール(リーグ最多)というPK数も、森保一監督はどのように評価するだろうか。そもそも『森保リスト』に大迫は載っているだけに、まずは若手ストライカー勢がテストされていくのであれば、それもまた理解できる選択だ。

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　ただ、現在、日本人選手の中で最もストライカーの矜持を感じさせている一人である。しかも――今回、大迫のホームである神戸で試合が組まれている。

　今後も緊急招集の可能性はあり、今回一度復帰させてみるのは、日本サッカー界全体を盛り上げる意味でもプラスに働くはずだ。果たして、森保第二次政権になって初めて「大迫勇也」の名前が登場するのだろうか。楽しみに待ちたい！