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【移籍】どうなる日本代表GK鈴木彩艶、マンチェスター・ユナイテッドが来夏オナナの後任を探す!?

鈴木彩艶。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

パフォーマンスが上がらず、デ・ヘア復帰待望論も。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、イタリア・セリエAのインテル・ミラノから今夏獲得したカメルーン代表GKアンドレ・オナナ(Andre Onana)の後任を早くも探す!? 

 この夏、ダビド・デ・ヘアと契約を延長せず、オナナ獲得を決断。移籍金(契約解除金)は5000万ユーロ(約86億円)での5年契約という、まさにビッグディールが実現した。

 その足元の技術が買われたオナナだが、世界最高峰のプレミアリーグでは、ディフェンス力が疑問視されている。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では、直近のガラタサライSK戦で3失点(●2-3)、1節のバイエルン・ミュンヘン戦で4失点(●3-4)。さらにプレミアリーグでもブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCやアーセナル戦で3失点を喫している。

 もちろん失点はオナナだけの責任ではない。ただ、逆に昨季まで所属したスペイン代表ダビド・デ・ヘア(David de Gea)のような守備力のあるタレントが求められるという声がサポーターの間でも上がっている。なかにはデ・ヘア復帰待望論も出ている。

『フットボール・トランスファー』によると、元イングランド代表の解説者であるクリス・サットン氏はポッドキャストにて、「オナナは確かに足元の技術はデ・ヘアより優れている。しかし、それだけだ」と厳しく指摘している。

「しかも、(守備面で)ミスが目立っている。マンチェスター・ユナイテッドは変化を起こすと思う。今季ではないにせよ、シーズン終了後にはオナナからアップグレードする必要がある。ゴールキーパーに求められるのは、まずゴールネットにボールを入れさせないこと。その点に関して言えば、彼はデ・ヘアのレベルにない。彼はデ・ヘアより格下で、それが大きな懸念材料だ。ほとんどのマンチェスター・ユナイテッドファンも私に同意すると思う」

 そのようにGKのより“大物”が必要だと主張している。

 この夏、セカンドキーパーの候補として、浦和レッズに在籍していた21歳の鈴木彩艶(Zoio SUZUKI)にもオファーを出していた。ただ出場機会に飢えていた鈴木はSTVVに移籍。現在はレギュラーポジションを掴み、10月シリーズでは、U-22日本代表ではなく、飛び級で日本代表(フル代表)に選出された。

 一方、ユナイテッドはフェネルバフチェSKからトルコ代表の25歳アルタイ・バユンドゥル(Altay Bayındır)を獲得。その移籍金などを考えると当面はオナナが優先されそうだが……状況によっては、ポジションを奪う可能性もある。

 あるいは、このまま日本代表とSTVVで活躍することによって、鈴木に2024-25シーズンなど、再び“赤い悪魔”の手が伸びることも考えられる。

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 レディースチームでは、先日まで開催された女子ワールドカップ(W杯)で得点王に輝いた宮澤ひなたを獲得している。マンチェスター・ユナイテッドが、日本の市場に注目しているのも間違いないが……。

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