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【ツエーゲン金沢】次節にもJ3降格圏21位以下が確定へ。柳下監督「選手が持っているものを存分に出し切れるように」

ツエーゲン金沢のエンブレム。(C)SAKANOWA

一時は10位だったが…。

[J2 38節] 金沢 0-2 秋田/2023年10月8日14:03/石川県西部緑地公園陸上競技場

 J2リーグ28節、ツエーゲン金沢がブラウブリッツ秋田に0-2で敗れ、2連敗で9試合勝利なし、その間2分7敗と泥沼から抜け出せずにいる。

 シュート数も秋田から見て3本対11本。リードされていたなか、シュートチャンスのパスをスルーするなど、消極的なプレーも見られた。一時は10位にいた金沢だが、次節にもJ3降格圏の21位以下が確定してしまう。

 金沢の柳下正明監督は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「失点は相手の狙いを防ぎ切れず、それは残念でした。一番は選手が持っているものを、ゲームで存分に出し切れていないのかなと思っています。我々がしっかり準備し、残り4試合、全力でやれるように準備します」と悔しそうに語った。

「選手は勝とうと思って戦ってくれていますが、固くなって体が動いていないところも見えましたので、我々スタッフがプレッシャーを感じさせないようにやらないといけないと思います」

 金沢を率いて7シーズン目、リーグ屈指の経験を持つ指揮官は「一つひとつ必死に勝利を目指して戦っていきます」と前を向こうとしていた。

 金沢は次節10月22日、ホームでモンテディオ山形と対戦する。