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町田ゼルビア初のJ1昇格、黒田剛監督「日々不安との背中合わせで、眠れない日々が続いた」。28年率いた青森山田高から就任1年目で悲願達成

黒田剛監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「仲間のために走りに走って、J1昇格、そして『町田の歴史を変える』、そのために気持ちを込めて戦ってくれました」

[J2 39節] 熊本 0-3 町田/2023年10月22日13:05/えがお健康スタジアム

 J2リーグ29節、FC町田ゼルビアが宇野禅斗、髙橋大悟、下田北斗のゴールで、ロアッソ熊本に3-0の勝利を収め、今季2位以上を決め、来季2024シーズンのJ1リーグ昇格を確定させた。

 就任1年目でクラブ初のJ1昇格に導いた黒田剛監督はDAZNのフラッシュインタビューでまず次のように感謝した。

「この1年間、全ての選手が一人も離脱せず、チームの勝利のために誠実に向き合ってくれました。チームのために尽力してくれた仲間たちが今日、仲間のために走りに走って、J1昇格、そして『町田の歴史を変える』、そのために気持ちを込めて戦ってくれました。その感謝の気持ちでいっぱいです」

「私は1年目ですが、これまで長い年月をかけて尽力してくれた方々がいます。町田市の43万人をはじめ多くのファン・サポーターに見守られながら町田のクラブは存在し、その方々にいい報告ができることを嬉しく思います。リーグは続くので、そこでもいいゲームをしていきたいです」

 青森山田高校を28年間率いたあと、今季、町田の指揮官に就任。その1年目に大仕事をやってのけた。

「日々不安との背中合わせで、毎晩眠れない日々も続きました。そういった28年の年月があったからこそ、今年1年のチャレンジができたと思います。青森山田学園の方々を含めて全ての方々に感謝しています」

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 リーグ戦は残り3試合。町田は次節29日、ホーム最終戦でツエーゲン金沢と対戦する。黒田監督はJ2優勝へ、ファンとサポーターへ、もう一押しをお願いしていた。

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