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【大宮】89分から藤枝に大逆転勝利! 残り3戦『J2残留への条件』は!?

大宮のサポーター。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

サイドバックの袴田裕太郎が2ゴール!!

[J2 39節] 藤枝 2-3 大宮/2023年10月22日14:03/藤枝総合運動公園サッカー場

 J2リーグ39節、大宮アルディージャが89分からの袴田裕太郎の2ゴールで、藤枝MYFCに3-2の逆転勝利を収めた。負ければJ2残留が極めて難しくなる状況下、0-2からの後半の3ゴールでひっくり返した。

 捨て身の反撃を仕掛けた大宮は、68分、相手ミスを見逃さず中野誠也が返して1点差に。そして89分、攻め上がっていたサイドバックの袴田がジャンプヘッドで決めて1点差とする。

 相手に退場者が出たことで、大宮はさらに畳みかける。アウェーチームは最後のカードで、カイケをパワープレーにて投入。すると90+6分、再び袴田がねじ込んで、3-2と土壇場でひっくり返した。

 残り3試合、4連勝の大宮は勝点39に伸ばし、残留圏18-20位のロアッソ熊本、栃木SC、そしてレノファ山口と4ポイント差とした。さらに16位の徳島ヴォルティス、17位のいわきFCとも5ポイント差と射程圏に。

 今回の勝利により、大宮は「あと2勝」がJ2残留の明確なターゲットになる。1勝2分でも可能性はあるが、それ以下だと厳しい(1勝1分1敗であれば、18-20位チームのいずれかの3連敗が必須条件で、得失点差が関わってくる)。

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 しかも大宮はこのあと、ヴァンフォーレ甲府、清水エスパルス、東京ヴェルディと上位陣とのカードを残している。まず次のホームでの甲府戦で勝利を収めることが、残留への挑戦権獲得と言える。捨て身やミスを突く一発以外でのゴールへの道筋を立てられるかもポイントになりそうだ。

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