【鹿島】負傷離脱、柴崎岳が語っていた無冠に終わった悔しさ「大きな発言で劇的に変わるものではなく、地道な作業が大切」。今週末、浦和とホームゲーム
柴崎岳。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
左ハムストリング筋損傷で全治まで約8週間。
鹿島アントラーズは10月25日、柴崎岳が21日のヴィッセル神戸戦で左ハムストリング筋損傷を負い、全治まで約8週間かかると発表した。今シーズン中の復帰は難しくなった。
柴崎はその神戸戦のあと、「勝っていれば大きく潮目が変わっていたかなと感じる数試合があり、そこをことごとく落としてきてしまった。その流れを今日も払拭できませんでした」と振り返った。
これで鹿島の今季無冠が確定した。その要因などを問われた柴崎は、次のように語っていた。
「(リーグ全体の戦力が拮抗するなか)鹿島アントラーズは、優勝、タイトルを目指すクラブというのは変わりません。苦しんでいるとは思います。小さな積み重ねからしか変えられない。ここで何か大きな発言をしたから、チームが大きなことを掲げたからと言って、劇的に変わるものではありません。地道な作業になるのかなと思います。
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皆さんに見えないところでの自分たちの小さな努力や積み重ねが、こうした試合に表われます。まだまだ足りなかったと突き付けられた試合でした。それを真摯に受け止めて、自分たちはより精進して続けていかなければいけないと思います」
鹿島は28日14時から、ホームのカシマスタジアムで浦和レッズとの決戦に臨む。