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なぜ!? FC大阪がJ2クラブライセンス不交付で異議「我々にとって納得のいくものではありません」

FC大阪のエンブレム。(C)SAKANOWA

U-15未充足…すでに17人内定、年度内の活動本格化が決まっていた。

 J3リーグのFC大阪は10月24日、2024シーズンの「J2クラブライセンス」不交付の決定について、 近藤祐輔社長が公式サイトで異議を唱える声明を発表した。アカデミーのU-15の未充足が理由であったが、Jリーグとの話し合いのなか、すでにメンバー17人が内定し今年中にチームを発足し、年度内に大会参加するなど本格的に活動することを報告し確認していた。現在J2昇格を争う5位という状況下、まさかの決定に対し異議を唱えている。

 近藤社長は公式サイトで、次のようにコメントしている。

「この度、2024シーズンに関するJ2クラブライセンス判定結果が不交付となりましたことをご報告させていただきます。

 クラブとして今季のJ2昇格を目指して挑戦しておりましたが、このような結果となり、今季の昇格を目指し全力で戦ってくれていた選手スタッフはじめ、ファン・サポーターの皆様には、大変申し訳なく思っており、非常に悔しい気持ちでいっぱいです。

 そして、パートナーをはじめとするステークホルダーの皆様にも、昇格へのご期待をいただいておりましたので、クラブにとって非常に残念な結果となってしまいました。ライセンス申請に向けてご協力をいただいた関係各位の皆様にあらためて感謝申しあげます。

 今回、Jリーグクラブライセンスの基準に対しての相違がありましたが、昨今、スタジアム要件の不確定要件が残されていても、暫定的特例処置でクラブライセンスが交付されているクラブが多くあるなか、アカデミーのライセンス基準に対して、リーグの指導のもと進めてきたのにも関わらず、今回の理事会での不交付となったことは、我々にとって納得のいくものではありません。

 しかし今回のことを真摯に受け止め、FC大阪はここで立ち止まらずJ2クラブライセンスにおける課題を解決し、2024シーズンのJ2クラブライセンス取得、来季J2リーグで戦えるよう、諦めることなく挑戦し続けて参ります。なお今回基準未充足と判定されたアカデミーチームのU-15につきましては、現在17選手の加入が内定、本年内中にトレーニング等の活動を開始する予定となっており、2024年2月の高円宮杯U-15サッカーリーグ 大阪アドバンスリーグへの参戦に向けて準備を進めております。 J3参入初年度となった今季も残り6試合となりました。

 参入初年度からこの順位で日々戦えておりますのも、日頃からご支援いただいておりますパートナーの皆様、ホームタウンである東大阪市、大阪府などの自治体の皆様、大阪府サッカー協会をはじめとするサッカー関係者の皆様、商工会議所をはじめとする経済界の皆様、そしてどんな時も熱く応援いただいておりますファン・サポーターの皆様のおかげと感謝させていただき、昇格についても決して諦めることなく、クラブ一丸となって最後までJ3優勝を目指してまいりますので、引き続きご声援の程、宜しくお願い申し上げます」

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