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サウジ移籍のスター選手、総じて価値が下落。ネイマール、ベンゼマ、マフレズ…

ネイマール。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ベンゼマは4か月で16億円ダウン。

 サウジアラビアに移籍したスーパースター選手が総じて価値を下落させているという。

『アス』はこのほど、『トランスファー・マルクト』の情報をもとに、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)(レアル・マドリード → アル・イテハド)、ネイマール(Neymar)(パリ・サンジェルマン → アル・ヒラル)、リヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)(マンチェスター・シティ→アル・アハリ)が、いずれも自身の評価額をなかには大幅に下げていると報じた。基本的に価値を上げている選手がいないという。

 いずれも、年齢的には30代に突入。キャリアの後半に差し掛かっているとも言える。とはいえ、ベンゼマは世界トップのストライカーであったが、今年6月の2500万ユーロ(約39億円)から、10月24日発表時は1500万ユーロ(約23億円)と、急落させた。

 ネイマールは6000万ユーロ(約96億円)から5000万ユーロ(約79億円)、マフレズは2000万ユーロ(約31億円)から1500万ユーロ(約23億円)。二人はやや落としつつあるという状況だが、ネイマールは負傷もあって今後サウジアラビアでプレーを続けながらの“復権”は厳しそうだ。

 サウジ移籍組のなかでは、セコ・フォフォナ(Seko Fofana)(RCランス → アル・ナスル)も3200万ユーロ(51億円)から2400万ユーロ(約38億円)と大幅に下げている。ちなみにアル・ナスルのクリスチアーノ・ロナウドは、1500万ユーロで現状維持が続いているということだ。

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 特にキャリア終盤の選手にとって、金銭面では現在最大の楽園となっているサウジアラビアだが……(ベンゼマのように信仰が関係するケースも)。さらに進化を目指す野心あるタレントにとっては、そのステージの魅力を高めることが課題に。そこにはJリーグも参戦するAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)も関わってくる。

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