【なでしこジャパン】北朝鮮戦へ池田太監督「相手がはっきりしたことで、準備を進められます」。パリ五輪へ日本女子代表、最終予選進出決定

2/24アウェー、同28日ホームの勝者がパリ行きのチケットを獲得する一騎打ち。

[パリ五輪 アジア2次予選 3戦] 日本 2–0 ウズベキスタン/2023年11月1日19:00(15:00)/ロコモティフ・スタジアム

　来年開催されるパリ・オリンピックの女子サッカーアジア2次予選の第3戦、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン) が清水梨紗と守屋都弥のゴールでベトナム女子代表に2-0の勝利を収めた。日本は3連勝、勝点9でグループCを首位で突破した。最終予選(3次予選)は2月24日(アウェー)・28日(ホーム)、北朝鮮との対戦が決まった。

　なでしこJAPANの池田太監督は10月31日にウクライナから日本へ向かう前、このカード決定を受けてメディア対応した。

　すでに日程は決まっているものの、24日のアウェーゲームの開催地が、果たしてどこになるのかは不透明である。当初の思惑通り、なでしこが28日の第2戦をホームで戦えるメリットは大きい。池田監督は「(北朝鮮の状況など)まず情報収集し、いろいろ準備することを考えてやっていきたいです」と気を引き締めた。

　先月にはアジア大会で北朝鮮と対戦し、日本は4-1で勝利を収めている。ただし、最終予選の北朝鮮がどのようなメンバー構成になるかは読めないところである。

「年齢的には若いチームでしたが、一人ひとり体の強さがあり精神力のあるチーム。また対策を含めてやっていきたいです。どことやっても一騎打ちというレギュレーションのなかで戦うので、緊張感は間違いなくあります。相手がはっきりしたことで、準備を進められます」

関連記事>>【なでしこジャパン】スウェーデン戦2失点目のPKは「誤審」か、本来はハンドの対象外

　コロナ禍から国際試合の対戦がなかった北朝鮮は現在FIFAランキング外となっている。以前は日本(現在8位)よりも上の順位だった(2022年12月のランキングは日本11位、北朝鮮10位)。まさに運命を懸けた大一番となる。