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愛されるチャナティップ、鬼木監督「圧巻だった。『止めよう』と話していたが…」。ACL古巣・川崎に敗戦もインパクト残す2ゴール

ACL川崎戦、パトゥムのチャナティップが等々力で2ゴール!! 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

パトゥムの一員として来日、大きな拍手を受ける。

[ACL GS4節] 川崎 4-2 パトゥム・U/2023年11月7日19:01/等々力陸上競技場

 AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ(GS)4節、川崎フロンターレがBGパトゥム・ユナイテッドに4-2で勝利を収め、4連勝で勝点12に伸ばした。

 今季途中まで川崎に所属したパトゥムのタイ代表チャナティップは、ミスを逃さずインパクトのある2ゴールを奪ってみせた。試合後にはベンチを含めた川崎の選手やスタッフ一人ひとりとハグをかわしてエールを交換。スタンドからは温かい大きな拍手も送られた。

 川崎の鬼木達監督は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、チャナティップのプレーを絶賛した。

「いやぁゴールもそうでしたが、他のプレーも圧巻と言えました。ボールを触らせてしまうと、本当に狭いスペースでもピタピタと止めて、そこからボールが出てきます。『止めよう』と話していましたが、なかなか止まらない選手でした。活躍させたくなかったですが、彼が活躍して、最後は自分たちが勝てたので良かったと思います」

 まさに日本とタイをつなぐ架け橋に。タイ人選手として初のJリーグ・ベストイレブンを受賞している30歳になったチャナティップが、敗れたとはいえ改めて偉大さを示す一戦にもなった。

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 川崎は4連勝で次節にも決勝ラウンド進出が決まる。一方、パトゥムは4連敗。

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