F・トーレスが鳥栖での初勝利に歓喜「ゴラッソ、イノシシユタカ」が世界の関心事に
サガン鳥栖のフェルナンド・トーレス。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
“俺たちのキャプテン吉田豊”の名前も広がる。
[J1 20節] 鳥栖 1-0 C大阪/2018年8月5日/ベアスタ
フェルナンド・トーレスがサガン鳥栖への加入4試合目にして、初勝利を挙げた。3試合連続で先発した20節のセレッソ大阪戦では、これまで最長となる90+4分までプレーし、勝点3の獲得に貢献。高い打点で合わせたヘディングなど2本のシュートを放った。
試合の翌日にはインスタグラム(@fernandotorres)とツイッター(@Torres)の自身のアカウントから以下のような内容で”歓喜”のメッセージを発信した。
「グレートな勝利を挙げた仲間たち!! ゴラッソ、俺たちのキャプテン吉田豊! いくぞサガン鳥栖+3ポイント!」
そのように、この試合で決勝ゴールを決めた吉田豊をたたえた。ただ吉田の名前の欄がインスタグラムのアカウントでは「@inoshishi_yutaka」になっており、スペインをはじめとする海外のF・トーレスのファンから「イノシシって誰だ!?」と素朴な疑問が寄せられた。そこでイノシシがニックネームであることが説明されるなど関心事になっていた。
吉田は開幕からチーム内のフィールドプレーヤーで唯一、全試合出場を続ける(GK権田修一も)。しかも、このゴールが嬉しい今季リーグ初得点。しかも値千金の決勝弾となった。Jリーグ屈指のタフなサイドバック――吉田の名前も一気に「世界」へと広まった。
文:サカノワ編集グループ