【浦和】新監督は誰に!? 土田尚史SD「さらに成長が期待できる監督に来季の指揮を任せる」
ACLを制覇し、表彰式で歓喜する浦和のスコルジャ監督(左)と荻原拓也(右)。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「監督としての技量の素晴らしさはもちろんですが、一人の人間としても、浦和レッズというクラブやそこに集う全ての人と真剣に、そして誠実に向き合ってくれました」
J1リーグの浦和レッズは11月21日、マチェイ・スコルジャ(Maciej Skorza)監督が2023シーズンをもって退任することが決定したと発表した。浦和は2年連続での監督交代に。
浦和の土田尚史スポーツダイレクター(SD)は、クラブ公式サイトで次のようにコメントしている。
「まずはじめに、クラブを代表してマチェイ監督へ、心からの感謝を伝えたいと思います。マチェイ監督は、監督としての技量の素晴らしさはもちろんですが、一人の人間としても、浦和レッズというクラブやそこに集う全ての人と真剣に、そして誠実に向き合ってくれました。
そのような素晴らしい監督に、来シーズンも引き続きチームを率いていただきたいという強いおもいがクラブの総意でしたが、それが叶わないことを非常に残念に、またそれを期待してくださった方々に対しては大変申し訳なく思っています」
そして土田SDは次のように後任人事について言及する。
「マチェイ監督やリカルド(ロドリゲス)前監督が成長させてきたチームを、さらに成長させることが期待できる監督に来シーズンの指揮を任せることになりますが、これまでも繰り返し申し上げている通り、成長のプロセスとしては方向性をいかに継続していけるかが重要だと認識しており、今回の監督交代によって継続が断たれることは決してありません」
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フットボール本部は後任について、基本的には外国籍でありヨーロッパ出身の監督を優先したい意向である。スコルジャ監督はクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)まで指揮を執る。