【Jリーグ】元スタッフが飲酒運転で事故を起こしたヴァンラーレ八戸にけん責処分
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仮眠をとったあと運転し電柱に衝突。警察へ出頭し、アルコール検知。
Jリーグ(日本プロサッカーリーグ、野々村芳和チェアマン)は12月6日、元スタッフが飲酒運転で事故を起こしたJ3リーグのヴァンラーレ八戸に対しけん責の処分を科すと発表した。
発表によると、2023年11月6日午前3時30分頃、八戸のスタッフが、前夜飲酒したため自家用車で仮眠を取ったあと自宅に向かって運転。その途中で電柱に衝突する物損事故を起こした。その後警察へ自ら出頭し、アルコール呼気検査の結果、基準値を超過していたことから酒気帯び運転で検挙された。
Jリーグは、けん責(始末書をとり、将来を戒める)を科すと発表。懲罰理由について「法令違反であるとともに、社会的に大きく問題視されている酒気帯び運転という事案の悪質性を踏まえ、結果的にこれらを抑止することができなかったクラブの管理監督責任は重大であり、クラブのみならずJリーグの社会的信用を毀損する行為である」と断罪している。
また、リーグは「本件行為の重大性を鑑みて当該スタッフを諭旨解雇処分としている」点を考慮。そのうえで「しかしながら、社会全体で問題視されている酒気帯び運転である本件行為を起こさせたクラブの管理監督責任は重大であり、またクラブのみならずJリーグの社会的信用を毀損するものであることから、今後の再発防止を徹底すべく、けん責を科すこととする」と、処分を下した理由を記している。
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八戸は今季J3リーグ、15勝11分12敗の勝点56で7位の成績を収めた。2024シーズンはJ3での6シーズン目に突入する。