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タビナスが酒気帯び運転で契約解除、同乗の選手も無期限の活動中止処分。職務質問を受けた直後に運転│いわてグルージャ盛岡

いわてグルージャ盛岡(岩手)のエンブレム。(C)SAKANOWA

Jリーグの選手では今年2件目、2年前にも2件。

 J2リーグの いわてグルージャ盛岡(岩手)は10月31日、タビナス・ポール・ビスマルクが29日に酒気帯び運転の道路交通法違反で任意捜査される事案が発生したと発表した。同乗者の加々美登生も警察による事情聴取を受けた。クラブはタビナスを同日付で契約解除、加々美に厳重注意 (減俸・無期限でのチーム活動への参加および練習試合等への出場禁止・謹慎期間中の地域貢献活動への参加)の処分を下した。

 クラブは「いわてグルージャ盛岡を日頃より応援してくださっている皆様やパートナー企業の皆様をはじめ、多くの関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし深くお詫び申し上げます。今回の事態を厳粛に受けとめ、所属選手、スタッフの服務規律及びコンプライアンス厳守に関する意識を改めて徹底し、再発防止に取り組んでまいります」と謝罪している。

 二人の証言によると、10月29日午前4時頃に盛岡市内で、前日夜から飲酒を伴う会食したあと朝方にアルコールの成分が体内に残ったまま、飲食店を出た。自家用車に乗る直前、両選手が警察官から危険物所持の職務質問を受けていた。

 そのあとビスマルクの自家用車の運転席に本人、助手席に加々美選手が乗った。運転代行を呼ぶか迷ったものの、近いから大丈夫だろう、とビスマルクの運転で出庫して公道に出てすぐ、先ほどの警察官の乗る警察車両が追尾して停車命令を受けた。そこで両選手に対する呼気検査にて、ビスマルクから基準値を超えるアルコールが検知された。加々美は基準値未満だった。

 そして盛岡東警察署で事情聴取を受けたあと、午前7時半から8時頃に同署を出たという。

 Jリーグの酒気帯運転での検挙は今年2件目、2年前にも2件発生してる。

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