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期限付き移籍中の山形FWディサロ、PO決勝が清水戦の場合「出場可能」。岡山戦でも先制ゴール、現在絶好調

山形のディサロ燦シルヴァーノ。(Photo by J.LEAGUE/J.LEAGUE via Getty Images)

公式戦3試合連続ゴール中! 出場の制限を設ける場合、公表は「義務化」。

 J1参入プレーオフ1回戦、J2リーグ6位のモンテディオ山形が3-0で3位のファジアーノ岡山に勝利を収め、ロアッソ熊本(4位)との2回戦にコマを進めた。

 劇的にPO出場権を掴み勢いに乗る山形は開始5分、山田康太のスルーパスにFWディサロ燦シルヴァーノが合わせ一度はGKに弾かれたものの、すぐ反応して左足でシュートを突き刺す。さらに75分デッラトッレ、80分チアゴ・アウベスが追加点を奪い快勝を収めた。

 2回戦は11月6日13時5分から、熊本のホームえがお健康スタジアムで開催される。

 決勝に進んだ場合に対戦するJ1の16位チームは、5チームに可能性があり、17位の清水エスパルスも含まれる。

 ディサロはこの夏、清水から山形に2023年1月31日までの期限付き移籍で加入した。そしてピーター・クラモフスキー監督のもと得点感覚を研ぎ澄まし、17試合・8得点と活躍。最近公式戦3試合連続でゴール中だ。

 もしもJ1参入プレーオフ決勝が清水対山形戦になった場合、ディサロは出場できるのか? そこは両チームのファン・サポーターも気になるところ。

 7月11日の発表では、両クラブのプレスリリースに、ディサロが所属元との対戦に出場できないという記載はされていない。

 日本サッカー協会(JFA)が定める「プロサッカー選手の契約、登録および移籍に関する規則」の「国内の期限付移籍・期限付移籍の手続き」のなかで、次のように記載されている。

【出場制限に関する取り決めの公表義務】 期限付移籍の契約において、移籍元クラブとの試合における選手の出場について何らかの制約条件を設ける場合、移籍先クラブはその条件を公表する義務を負う。

 つまり発表の段階で触れられていないため、ディサロの出場について制約はないということになる。その移籍のタイミングでは、すでに両チームともに天皇杯で敗れていたことも影響したのかもしれない。山形にとって、これは大きなアドバンテージになる。

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