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【熊本2-2山形】ロアッソ初のJ1へ“ラスボス”京都との挑戦権を得る、大木監督「思い切りやります」。J1参入プレーオフ2回戦

ロアッソ熊本のエンブレム。(C)SAKANOWA

大分、山形と激闘、いずれも2-2ドローで勝ち上がる。

[J!参入PO 2回戦]熊本 2-2 山形/11月6日13:08/えがお健康スタジアム 

 J1参入プレーオフ2回戦、ロアッソ熊本対モンテディオ山形戦、ホームの熊本が一度は逆転されながらも杉山直宏のゴールで2-2に追い付き、決勝にコマを進めた。13日はJ1リーグ16位で終えた“ラスボス”京都サンガF.C.と対戦する。熊本は「勝利=あと1勝」が初のJ1昇格の条件になる。

 勢いに乗る山形にしっかり対応し、12分、セットプレーからイヨハ理ヘンリーがヘッドでゴールを決める。

 ただ、さらにエンジンを燃やした山形がラッシュをかける。17分、山田康太、24分に南秀仁が決めて、逆転に成功する。

 それでもホームの大きな声援を背中に受ける熊本が、50分、杉山直宏のゴールで追い付いてみせる。

 山形はバーとクロスに連続でシュートが弾かれるなど攻め抜いたが……あと一歩及ばず。試合はそのまま2-2で終了。レギュレーションにより、リーグ戦4位の熊本が1回戦の大分トリニータ戦に続いて2-2の引き分けで勝ち上がり。13日にサンガスタジアムで京都との決勝に挑む。

 熊本の大木武監督は試合後のフラッシュインタビューで「選手はもちろんよく頑張りましたが、それを後押ししてくれたのはサポーターの皆さんのお陰でした。本当にありがとうございました」と、真っ先に感謝を伝えた。そしてまだJ1への挑戦権を得ただけだと強調し、今度は勝利が必須の京都戦への意気込みを問われると「思い切りやります」と一言に込めた。

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