【鹿島】京都戦、鍵は立ち上がり。ポポヴィッチ監督「出し惜しみなどいらない。まずスタートで負けない」
鹿島のポポヴィッチ監督。写真:竹田桃子/(C)Momoko TAKEDA
”判断の攻防”で上回る必要性も強調。
[J1 8節]鹿島 – 京都/2024年4月13日15:00/県立カシマサッカースタジアム
J1リーグ鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が4月12日、オンラインによる記者会見に応じて、翌日のホームでの京都サンガF.C.戦に向けて抱負を語った。
最近は2連敗中。流れの中からもゴールを決められずにいる。約1週間のインターバルが空いたなか、どのように立て直してくるのか。
そして指揮官は試合開始の立ち上がりのバトルをキーポイントに挙げた。
「曺さん(曺貴裁監督)の作っているチームですから、最初から最後までフルパワーを出して、120パーセントで戦ってくるチームです。そこに対して計算すること、出し惜しみなどはあり得ません。我々はまずスタートで負けてはいけない。試合の入りで、相手に有利に立たせない。そこがすごく大切です」
また、判断の切り替えで、相手を上回る。ポポヴィッチ監督は準備段階での駆け引きも重要視していた。
「そのためには、彼らが準備するのよりも早く予測し、ボールを受けるための判断をする。ボールを素早く動かしながら、というところは、いつもより早く考えなければいけない。試合のなかで我々がやるべきことを、やり続けなければいけない。そこをコンプリートさせなければいけません」
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鹿島は3勝1分3敗の勝点10で8位、一方の京都は1勝3分3敗の勝点6で17位。序盤戦で見えた課題をどのように受け止めて、この試合に臨むのか。それぞれ逆襲に向けて、負けられない一戦になる。スタジアム一体の桜(ソメイヨシノ)も見ごろだ。