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【鹿島0-3横浜FM】マリノス、怒涛の終盤3ゴール!A・ロペス、西村拓真、OGと猛攻

横浜F・マリノスの西村拓真。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

勝点18で並ぶ――。

[J1 8節] 鹿島 0-3 横浜FM/2022年4月10日15:03/カシマサッカースタジアム

 注目の一戦、横浜F・マリノスが82分からアンデルソン・ロペス、西村拓真、オウンゴールと3ゴールを叩き込み、鹿島アントラーズに3-0の勝利を収めた。

 両チームともにチャンスを作り出すものの、守備陣も高い集中を保ちゴールを決め切れない。しかし試合終盤、実績ある選手がベンチに数多く控えていた横浜FMが猛攻を展開する。

 82分、永戸勝のコーナーキックにアンデルソン・ロペスがヘディングで合わせて均衡を破る。すると反撃を試みて鹿島の布陣が間延びしたところを見逃さず、89分、エウベルのクロスから西村が頭で叩き込み2点目! さらにアディショナルタイムにもオウンゴールでトドメを刺してみせた。

 畠中槙之輔が戦列に復帰した横浜FMは状況に応じてラインを深く設定し、鹿島の脅威である日本代表の上田綺世、そして鈴木優磨の2トップのスピードを奪うことに成功。そのなかでチーム全体が連動し合い、最後に結実した。

 試合後のフラッシュインタビューで、横浜FMのケヴィン・マスカット監督は「自分たちのサッカーを表現してくれました。フレッシュな選手が加わり、後半はもっともっと行こうと伝えました。相手の敵陣で試合を進めることができました」と喜んだ。

 一方、鹿島のレネ・ヴァイラー監督は「ホームでの0-3は厳しい結果ですが、前半からいいゲームをできました。こうした素晴らしい相手に対してこのようなゲームをできたことをプラスに捉えたい。得点につなげるようなチャンスもありました。さらに向上させていくために、これを受け止め進んでいきます」と語った。

 両チームは勝点18で並び、横浜FMが2位、鹿島が3位に。鹿島は2ポイント差で首位に立った川崎フロンターレ、横浜FMよりも消化が2試合少ない。

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[文:サカノワ編集グループ]

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