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中山雄太欠場の「1枠」、候補は5人。本命は佐々木翔、旗手怜央。対抗は横浜FMの岩田智輝か。W杯サッカー日本代表まさかの事態に

東アジアE-1選手権の韓国戦、ゴールを喜ぶ日本代表の佐々木翔(右)と相馬勇紀(左)。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

サプライズであれば、菅原由勢、瀬古歩夢。

[イングランド2部 19節] ハダースフィールド 0-2 サンダーランド/2022年11月2日20:45(日本時間4日4:45)/ザ・ジョン・スミスズ・スタジアム

 イングランド2部(チャンピオンシップ)のハダースフィールド・タウンFCは11月3日、日本代表DF中山雄太が前日のサンダーランドFC戦の前半途中で右アキレス腱損傷の重傷を負い、手術を要するため長期離脱すると発表した。カタール・ワールドカップ(W杯)日本代表には不参加となることも決まった。

 そのため森保一監督は発表からわずか2日、背番号も決まった翌日にメンバーの入れ替えがさっそく求められる。

 中山は左サイドバックのレギュラー候補でもあった。そのポジションは、長友佑都、さらに伊藤洋輝も候補で、アーセナルFCで左SBでの出場が続く冨安健洋の抜擢もあり得る。

 長友とのターンオーバー、さらに「クローザー」的な役割も、中山に期待されていた役割だった。

 そういったことを勘案すると、その「1枠」には、3バック時のウイングバックにも対応できて、セットプレー時には攻守両面で高さと強さが武器になるサンフレッチェ広島の佐々木翔が本命視される。

 あるいは左SBを含め複数ポジションをプレーできる旗手怜央も、もう一人の有力候補になりそう。ただ9月シリーズで一度も起用されなかったあたり、サイドバックの戦力としては、指揮官の構想にない可能性もある(セルティックFCでもSB起用は最近ない)。

 チーム全体の守備強度を考えれば、J1リーグ首位に立つ横浜F・マリノスの岩田智輝も候補に入ってくるか。25歳の守備のスペシャリストはセンターバックとボランチをメインにしていて、守田英正と板倉滉もW杯本番をリハビリ明けで迎えることを考えると、総合的に見てもプラスをもたらせる存在になるはずだ。

 あるいはサイドバックのスペシャリストである菅原由勢、東京オリンピック日本代表にも最後に滑り込んだ瀬古歩夢あたりもサプライズでの候補になるか。

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