南野拓実デビュー弾!日本人初のプレミア2チームでのゴール。しかし11対9の数的優位、終盤は消極的に。サウサンプトン5連敗

南野拓実。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

相手のファウルを誘発し、一人を退場に追い込んだが――。

[プレミアリーグ 23節] ニューカッスル 3-2 サウサンプトン/2021年2月6日(日本時間7日0:00)/セント・ジェームズ・パーク 

 イングランド・プレミアリーグ23節、リバプールFCからサウサンプトンFCにレンタル移籍した日本代表FW南野拓実がニューカッスル・ユナイテッドFC戦、左足のキャノンショットを突き刺して、新天地でのデビュー弾を決めた。日本人選手としては、初のプレミアリーグ2チームでのゴールに。後半には背中を引っ張られて相手に2枚目のイエローカードをもたらす場面も。さらに交代枠を使い切ったなかで相手が負傷退場……。セインツは11対9の数的優位に立ったが、その後、ゴール前を固める相手を崩せず。南野も後方に下がって、前を向いたプレーができず消極的なプレーが続いた。

 アウェーチームは4連敗のなか、0-2とリードされる厳しい展開に。しかし30分、左サイドからのパスをペナルティエリア内で受けた南野が抜け出し、そのまま左足を振り抜く。弾丸と化したボールがニアサイドのネットに突き刺さり、反撃の狼煙となるゴールをもたらした。

 前半のうちに1ー3とされたものの、48分にジェームズ・ウォード=プラウズの直接FK弾で1点差に迫る。すると50分、ボールを持ち運ぶ南野のユニフォームを掴んだジェフ・ヘンドリックが退場に。さらに79分、ニューカッスルの守備を支える、スイス代表DFファビアン・シェアが負傷し、担架で運び出される。

 そこからサウサンプトンは11対9と数的優位に立って猛攻を仕掛けた。南野はやや引き気味でボールを引き出す。ただし……前を向いて仕掛けるプレーはほとんど見せられない。相手が強固にゴール前を固めていたとはいえ、他のアタッカー陣とあまり効果的に絡めず、結局、2-3で敗れた。セインツは5連敗。

 南野はフル出場で、しかも衝撃のゴールを決めたことで期待も膨らんだ。一方、冷たい雨が降り続き、本人も長時間のプレーは久々だったこともあるだろうが、数的優位に立ったあとのプレーは尻すぼみだった。

 求められているのはチームの悪い流れを一変させること。19番を背負うことになった南野は、もっとアグレッシブさを前面に押し出したいところだ。

注目記事:クロップがサウサンプトン移籍の南野拓実にエール「リバプールの長期的なプロジェクトの中に入っている」

[文:サカノワ編集グループ]

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