クロップがサウサンプトン移籍の南野拓実にエール「リバプールの長期的なプロジェクトの中に入っている」

リバプールのユルゲン・クロップ監督。 ※リバプールTVの公式記者会見の動画より

新天地で必要なことは「フットボールを楽しむこと」。

 イングランド・プレミアリーグ、リバプールFCのユルゲン・クロップ監督が2月1日、サウサンプトンFCに2020-21シーズン末まで期限付き移籍となった日本代表FW南野拓実について言及し、「リバプールでの長期的なプロジェクトのなかに入っている」と新天地での活躍を願った。

 26歳の日本代表FWは、ケガから復帰したスイス代表MFのジェルダン・シャキリやディボック・オリギの出場機会増により、サウサンプトン移籍直前、リーグ7試合のうち出番は1試合のみと出場機会が大きく限られていた。指揮官は南野をオプションの一つとしてリバプールに置くよりも、サウサンプトンでプレー時間を手にしたうえで自信を付けてもらうことがベストと考え、最後は南野の背中を押して送り出した。

 クロップ監督は次のように語る。

「タクミは素晴らしいプレーヤーですが、我々は彼に十分なチャンスを与えることができなかったのは事実です。一つのオプションとしてチームに残しておくのも悪くはないです。しかし、我々は彼に大きなポテンシャルがあると見ていますし、彼はリバプールでの長期的なプロジェクトの中に入っています。サウサンプトンでの残りの試合でプレーすれば、チームに残るよりも自信や考え方の点で、全く違った状態になります。この移籍がウィン・ウィンの関係性になることを願っています」

 そして南野が新天地で必要なことについてクロップ監督は「まずはフットボールを楽しむことが必要」と説いた。

「まずはフットボールを楽しむことが必要です。南野はリバプールで素晴らしいプロフェッショナル精神と才能を見せてくれました。彼は移籍したからといって特に何も変える必要はないですし、改善すべきこともありません。必要なのはプレー時間です。そこで自信を得れば、成長につながるでしょう」

 今までの自分を変えることなく、フットボールを楽しむべきとアドバイスを送った。

 南野は現地時間2月4日からサウサンプトンの練習に参加したとされており(非公開のため)、現地6日(日本時間7日0:00開始)にアウェーで行われるニューカッスル・ユナイテッドFC戦で早速メンバー入りするのではないかと言われている。

 チームはリーグ4連敗中で、直近のマンチェスター・ユナイテッドFC戦では2人の退場者を出しこともあり、0-9というプレミアリーグでの1試合最大得点差のタイ記録で落とした。南野にはそんなチームの重苦しい雰囲気を払拭する救世主としての役割が求められる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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