FIFAが北朝鮮に167万円の罰金、日本代表戦の中止を受けて。支払わなかった場合は!?
北朝鮮代表戦で先制点を決めた日本代表の田中碧。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「おそらく支払わないだろう…」
FIFA(国際サッカー連盟)は4月2日、先月26日の平壌で開催予定だった北中米ワールドカップ・アジア2次予選の北朝鮮対日本代表戦の開催を直前に中止することを決めたホスト国の北朝鮮サッカー協会に対し110万ドル(約167万円)の罰金を命じた。
『NKスポーツ』によると、先日FIFAの規律委員会から発表された、没収試合扱いで「日本の3-0不戦勝」とする決定とはまた別の処分。支払い期間は30日間。もしも、支払いが確認されなかった場合は、「追加の懲戒処分」が下されるということだ。
同メディアは韓国サッカーの専門家の話として、「おそらく(北朝鮮が)支払うことはないだろう。すぐにこの問題が解説する可能性は低そうだ」と見ている。
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北中米W杯アジア2次予選、日本代表は21日の第3戦ホームで田中碧のゴールで北朝鮮に1-0で勝利を収めた。しかし、この試合中に26日にアウェー平壌で予定されていた第4戦がキャンセルされるという情報が飛び交った。そして第3国での開催が不可能なため、日本開催の可能性も浮上したが間に合わず、結局、中止となった。その後、日本の不戦勝扱いとなる決定が下された。日本は4連勝で最終予選進出を決めている。