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負傷離脱の冨安健洋「ケガにはウンザリ」もポジティブに捉える「強くなるチャンスと信じている」。日本代表のアジアカップは回避か

冨安健洋 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

再び試練が訪れる。

 イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCに所属するDF冨安健洋が現地12月2日に行われたウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC戦(〇2-1)でふくらはぎを傷めて後半途中に交代を余儀なくされた。すると25歳の日本代表DFは同5日に行われたルートン・タウン戦を欠場。ガナーズのミケル・アルテタ監督は「彼はふくらはぎを痛めていて、しばらく離れることになるでしょう」と、当面の戦線離脱を明かした。

 当初ウルヴス戦のあとアルテタ監督は「(ウルブス戦後)まだ分かりません。彼は何かを感じました。それが疲労だったのかは分かりません。リスクを冒したくなかったので、すぐに交代しました。彼の状態を見極めようと思います」と希望を語っていた。しかし試合前日まで待っても状態は改善せず。

 そしてアルテタ監督はルートン戦後、欠場した冨安の状態を聞かれると、「検査をしたところ、残念ながら良いニュースではありませんでした。彼はふくらはぎを痛めていて、しばらく離脱することになるでしょう」と答えた。

 すると冨安は6日、自身のインスタグラム(@tomiyasu.t)を更新。英語で「もうケガにはウンザリだけれど、これがもっと強くなれるチャンスだと信じている」と力強いメッセージを発信した。さらに日本語で「まだ過程って事ですね。ブレない。継続」とも気持ちを吐露し、この負傷を受け止めている。

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 サッカー日本代表は来年1月、カタールで開催されるアジアカップに臨む。SAMURAI BLUEにとってアジア王座奪還が唯一無二の目標になる大会だが、日本の新ディフェンスリーダーは軽傷でなければ、そのあとUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメントなど重要な試合も控えているため、回避されることになりそうだ。

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