【WBC】サッカー日本代表vsイタリア代表の過去成績は?小野→稲本→柳沢でブッフォンからゴール。香川真司は芸術的ボレー弾
2013年のコンフェデレーションズカップの日本対イタリア戦でゴールを決める香川真司。(Photo by Laurence Griffiths/Getty Images)
中田英寿も出場、本田圭佑はPK弾。過去対戦成績は1分2敗だが――。
ワールドベースボールクラシック(WBC)準々決勝、日本代表(侍ジャパン)対 イタリア代表戦がプレーボールを迎えた。準決勝・決勝を見据えて大谷翔平 – ダルビッシュ有 の豪華リレーが行われるという。
では今回、サッカーの日本代表(SAMURAI BLUE) 対 イタリア代表の過去対戦成績について振り返りたい。
両者の対戦成績は、日本から見て1分2敗。まだ勝利したことがない。
ただし、2001年の埼玉スタジアムでの親善試合は1-1のドロー、そして2013年のブラジル・コンフェデレーションズカップでは一時2-0とリードしてからの壮絶な撃ち合いの末の3-4逆転負けと、拮抗した戦いを続けている。
日韓ワールドカップ開催前年、最後の一戦として組まれた2001年11月7日、日本は開始10分、小野伸二のチェイシングでファビオ・カンナバーロからボールを奪うと、稲本潤一がクロス。完全に攻略すると、柳沢敦がハーフボレーで合わせて、ゴールネットを揺らした。そして後半には中田英寿も出場。日本は1点を奪われたが、1-1でドロー。日本がW杯へ大きな自信をつけた一戦となった。
2013年のコンフェデレーションズカップでは、岡崎慎司が倒されての本田圭佑のPK、香川真司の反転から突き刺す芸術的なボレーで一時2-0に。しかし前半中盤からは防戦を強いられ、前半終了間際から後半立ち上がりまでに3失点……。
ただ、そこから再び盛り返す。遠藤保仁のフリーキックに岡崎がダイビングヘッドで合わせて再び同点に。そこから長谷部誠らが決定機を作り出したが……勝ち越せず。そしてセバスティアン・ジョヴィンコに再び1点を奪われて、3-4で落とした。
もう1試合は1936年のベルリンオリンピックまで遡り、0-8で敗れている。
果たして、現在はどれぐらいのパワーバランスなのか!? ネーションズリーグ開催、イタリアのカタール・ワールドカップ(W杯)予選敗退により対戦のチャンスが限られてきたが、ぜひ一度、真剣勝負で見てみたいカードでもある。