レアル久保建英が英語とスペイン語を使い分けアザールと大笑い
『レアル・マドリードTV』での久保とアザールが大笑いする一コマ。※「RMTV」より
練習場へ向かう間のショートインタビューで「父からサッカーのすべてを教わった」。
スペイン1部リーグのレアル・マドリードはカナダ・モントリオールでのキャンプを行っているが、このほど練習に向かう久保建英の”直撃ショートインタビュー”の動画がクラブ公式ホームーページ内の『レアル・マドリードTV』で紹介された。するとそのなかで、エデン・アザールも加わり、二人が大笑いする場面があった。
久保はスペイン代表のアルバロ・オドリオソラと話しながら登場。オドリオソラから「いい選手だよ、いい未来」と紹介された久保が、そこからカメラマンの質問にスペイン語で答えていく。
「(誰からサッカーは教わった?)父親からです。全てを教えてもらった。(名前は?)僕とほぼ同じで、タケフミと言います。(プロ選手?)いや、大学でやっていたそうです。(サッカーを始めたのは)2、3歳の頃」
そして「参考にしている選手は?」との問いに、「アザールのビデオを見ています」と久保。すると目の前にベルギー代表で今季加入したアザールが現れる。
久保はアザールに英語で、「試合前、あなたのプレーするビデオを見ています」と話しかける。するとアザールは「そりゃいいじゃないか!」と答えて、久保とアザールがグータッチし、揃って笑顔を浮かべる。カメラマンからも「エデンは上手いから」と言われると、アザールは「ああ、俺のビデオを見たら上手くなるよ」とさらに盛り上がった。
久保がスペイン語と英語を使い分けて、この短時間の間に”展開”まで用意。アザールも、おそらくカメラマンも、さらには動画を見たレアルファンの心も掴んでしまった。
ジネディーヌ・ジダン監督の兄弟であるファリド・ジダン氏の死去に伴い、指揮官は当面キャンプから離れることになった。選手たちも練習前に黙祷を捧げた。
その指揮官の要望で、18歳の久保建英は今回の遠征、カスティージャ(Bチーム)から選抜されて帯同している。チームはカナダでのキャンプ後、アメリカでの「インターナショナル・チャンピオンズ・カップ」に参戦し、21日日本時間9時からドイツのバイエルン・ミュンヘン、同24日18時からイングランドのアーセナルFC、同27日8時30分から同じリーガのアトレティコ・マドリードと対戦する。
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[サカノワ編集グループ]