長谷部誠が北中米W杯まで日本代表のコーチ業に専念、フランクフルトU-21を一時離脱
長谷部誠 写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
DFB・Aライセンスも受講へ
ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトは1月20日にクラブ公式サイトで、フランクフルトU-21のコーチを務める元日本代表の長谷部誠氏(Makoto Hasebe、42歳)が、今夏まで一時的にクラブを離れ、日本代表(SAMURAI BLUE)のコーチングスタッフとしての活動に専念すると発表した。
フランクフルトによると、長谷部氏は6月に開幕する北中米ワールドカップ(W杯)に向けた準備の一環として、代表コーチングスタッフの一員としての業務をより強化する。あわせてドイツサッカー連盟(DFB)が実施するAライセンス講習にも参加する予定だという。
長谷部氏は2024年9月、約700試合に及ぶプロキャリアに終止符を打ったあと、ドイツで指導者としての歩みをスタートさせた。現役引退後は、2018年のDFBポカール、2022年のUEFAヨーロッパリーグ制覇を経験したフランクフルトで、U-21チームのコーチとして若手育成に携わってきた。
一方、代表キャップ114試合を数える経験を買われ森保一監督率いる日本代表のコーチングスタッフにも招集され、選手とコーチ陣をつなぐ役割を担ってきた。
日本代表はすでに北中米W杯の出場権を獲得。直前となる3月にはスコットランド代表、イングランド代表とのアウェーでの親善試合の開催も決定している。長谷部氏は本大会にも帯同する予定だ。
さらに長谷部氏は、指導者としてのステップアップも図る。すでに日本サッカー協会(JFA)のAライセンスを取得しており、今後はDFB(ドイツサッカー連盟)のAライセンス講習を受講し、ヨーロッパスタンダードの指導理論や実践を学ぶ。
フランクフルトの育成部門責任者アレクサンダー・リヒター氏は、「母国の代表チームをコーチとしてワールドカップに導き、その舞台に立つことは、決して日常的な機会ではない。私たちはその挑戦を全面的に支持する」とコメント。スポーツディレクターのティモ・ハルトゥング氏も「日本代表とU-21の両方での仕事ぶりが高く評価された結果だ」と賛辞を送った。
長谷部氏自身も「この約1年半、U-21と日本代表で非常に貴重な経験を積むことができた。次の半年間は、その成長をさらに加速させたい」と意欲を示す。
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日本代表はW杯本大会のグループFで、オランダ、チュニジア、そしてUEFAプレーオフ勝者(ウクライナ、ポーランド、アルバニア、スウェーデンのいずれか)と対戦する。




