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【トルコ戦 採点・寸評】伊東純也ら2人に最高点「5」! 唯一の低評価は…。日本代表、ドイツ戦に続き欧州強豪に4ゴール連勝

トルコ戦での日本代表の布陣。(C)SAKANOWA

Jリーグ組の伊藤敦樹、毎熊晟矢も高評価。

[キリンチャレンジカップ2023] 日本 4-2 トルコ/2023年9月12日21:20(現地14:20)/セゲカ・アレーナ(ベルギー)

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)がトルコ代表に4-2の勝利を収めた。森保ジャパンはこの9月欧州シリーズ、ドイツ代表戦に続く勝利に。6月シリーズから4連勝で、いずれも4ゴール以上。

 この試合の日本代表の出場選手の採点・寸評は次の通り。

▼採点の見方
ポジション 背番号 選手名 採点

寸評

※通信簿にちなみ5段階評価で採点。

「5」が最高、「1」が最低。
対象は原則プレー時間20分以上。

【日本代表:トルコ代表戦]

▼先発メンバー
GK 1 中村航輔 3(▼44分) 
6月のペルー戦に続く先発。前半の失点シーンで、自身が弾いたボールをクリアに行った際、相手選手と接触。右肩(鎖骨)を傷めてシュミットと交代に。

DF 21 伊藤洋輝 3
唯一の2試合連続先発で、しかもいずれもフル出場。武器であるロングキックを生かせるようになってきたのはプラス。一方、守備時はボールになかなかアタックできず、チーム全体のラインを押し下げてしまっている。

DF 3 谷口彰悟 3
ビルドアップがスムーズで、随所で起点に。引かずに迫力あるトルコの攻撃の勢いを止める守備も見せたかった。

DF 22 町田浩樹 3(▼79分)
日本代表デビュー戦に。高さでは負けず、持ち上がって攻撃の入り口にもなった。谷口がリベロ的であるならば、もっとアグレッシブにボール奪取に向かっても良かったか。

DF 26 毎熊晟矢 4(▼HT)
クロスから中村の2点目をアシスト。今後の代表入りへ申し分ないアピールになった。ただ空中戦で競り負けるなど守備面は課題を残した。

MF 15 伊藤敦樹 4(▼64分)
痺れる左足の先制弾、初先発初ゴール。一方、守備時に田中をはじめ周囲との距離間が悪く、ボールを奪い切れないことも。

MF 17 田中碧 2
普段こうしたプレッシャーを受けていないと感じられるパフォーマンスに終始し、判断が遅く、ボールを奪われる場面が続いた。森保監督の親心から自信をつけるよう配慮された起用に。しかし代表チームの最も大切である競争原理を尊重するならば、最低でも自チームで結果を残す、そして指揮官の言う「格」のあるクラブで揉まれてから招集すべきだろう。

MF 10 堂安律 3(▼HT)
ボールを高い位置で収められるのは魅力。その武器を生かして、伊藤にワンツーで折り返して先制点をもたらした。より爆発的なプレーも期待したい。
 
MF 13 中村敬斗 5
(▼HT)
2ゴールでしっかり結果を残した。連戦時の三笘薫とのターンオーバーもこれで可能に。

MF 20 久保建英 4
絶妙なスルーパスから決定機を作り出し、無回転弾から中村の得点ももたらした。トップ下だったが、レアル・ソシエダの今季主戦場である右サイドに張り出した時により威力を発揮していた。

FW 11 古橋亨梧 3
ペルー戦でのパッとしなかったパフォーマンスから一転、敵陣のギャップを的確に突いて決定機を再三作った。ポストを叩くなど…1点取っていれば。ただ、セルティックのチームメイトである前田大然との好連係など、今後につながるパフォーマンスを披露。「4」に近い、常にゴールを目指した“前向き”なプレーだった。

▼交代出場
23 シュミット・ダニエル 4(△44分)
1失点は喫したが、ピンチでの相手をハメるポジショニングなど、判断も良かった。

19 橋岡大樹 3(△HT)
サイドにより安定感をもたらした。ただ、攻撃面でもう一つ武器や特長がほしい。

25 前田大然 3(△HT) 
トルコの最終ラインにプレスをかけて、間延びを誘発。ゴール前に入り、惜しいチャンスを何度か作った。

14 伊東純也 5(△HT)
自身の得たPKを決めて1ゴール。トルコは手を付けられず。途中出場からでも必ず得点機をもたらせるのは心強い。

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 6 遠藤航 4(△64分)
中盤の防波堤となって、相手の勢いのあった攻撃を遮断した。

 16 冨安健洋 ―(△79分)
町田がやや足を傷めたため最後のカードで投入。ゴール前でノーファウルの冷静な守備を貫き、試合を締めくくった。

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